Applies ToWindows 10, version 1809, all editions Windows Server version 1809 Windows Server 2019, all editions

リリース日:

2019/08/13

バージョン:

OS Build 17763.678

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更新プログラム KB4497934 以降、機能更新プログラムをインストールするタイミングを決定できる機能を導入しています。 デバイスを最新の状態に保ちながら、同時に機能更新プログラムを取得するタイミングを制御します。 対象となるデバイスで利用できる機能更新プログラムは、Windows Update ページ ([設定] > [更新とセキュリティ] > [Windows Update]) で別のモジュールに表示されます。 すぐに使用できる更新プログラムを入手する場合は、[今すぐダウンロードしてインストールする] を選択します。 この機能の詳細については、このブログを参照してください。 

Windows 10 デバイスがサービス終了または数か月後にサービス終了になる場合、Windows Update では機能更新プログラムが自動的に開始されます。 これでデバイスのサポート状態が維持され、デバイスのセキュリティとエコシステムの正常性に不可欠なマンスリー更新プログラムを受け取ることができます。

注: このリリースには、2019 年 8 月 14 日にリリースされた Microsoft HoloLens (OS ビルド 17763.678) の更新プログラムも含まれています。 マイクロソフトは、この最新の OS ビルドに更新されていない Microsoft HoloLens 上の Windows Update の信頼性を向上するために、Windows Update クライアントに直接更新プログラムをリリースする予定です。

緊急、セキュリティ、ドライバー、サービス パックなど、さまざまな種類の Windows 更新プログラムの詳細については、こちらの記事を参照してください。

注目点

  • Internet Explorer、Microsoft Edge、Bluetooth、ネットワーク テクノロジ、および入力デバイス (マウス、キーボード、スタイラスなど) を使用する場合のセキュリティを改善する更新プログラム。

機能追加および修正

このセキュリティ更新プログラムでは、品質が強化されました。 主要な変更点としては、次のようなものがあります。

  • デバイスが MIT Kerberos 領域を使用するように構成されたドメインに接続されている場合、デバイスが起動しない問題や再起動が繰り返される問題を修正します。 ドメイン コントローラーとドメイン メンバーの両方が影響を受けます。

  • Computers ディレクトリを展開するときに発生する Windows Server Update Services (WSUS) コンソール ユーザー インターフェイス (UI) の例外の問題を修正します。

  • Windows アプリ プラットフォームおよびフレームワーク、Windows ワイヤレス ネットワーク、Windows ストレージおよびファイルシステム、Microsoft Scripting Engine、Internet Explorer、Windows Input および Composition、Windows 暗号化、Windows Virtualization、Windows Datacenter Networking、Microsoft JET データベース エンジン、Windows Server、Windows カーネル、Windows MSXML、Microsoft Edge のセキュリティ更新プログラム。

以前の更新プログラムをインストールした場合は、このパッケージに含まれている新しい修正のみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。

解決したセキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。

Windows Update の機能強化

マイクロソフトは、信頼性を向上するために、Windows Update クライアントに更新プログラムを直接リリースしました。 Windows Update から自動的に更新プログラムを受け取るように構成されている Windows 10 (Enterprise および Pro エディションを含む) を実行するすべてのデバイスには、デバイスの互換性と Windows Update for Business の延期ポリシーに基づいて、最新の Windows 10 機能更新プログラムが提供されます。 この更新プログラムは、長期的なサービス エディションには適用されません。

この更新プログラムの既知の問題

現象

回避策

名前の変更など、クラスター共有ボリューム (CSV) 上のファイルまたはフォルダーに対して実行する操作によっては、“STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)” というエラーで失敗する場合があります。 このエラーは、管理者特権を持たないプロセスから CSV 所有者ノードに対して操作を実行したときに発生します。

以下のいずれかの手順を実行します。

  • 管理者特権を持つプロセスから操作を実行する。

  • CSV 所有権を持たないノードから操作を実行する。

マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

KB4493509 のインストール後、一部のアジア言語パックをインストールしたデバイスで "0x800f0982 - PSFX_E_MATCHING_COMPONENT_NOT_FOUND" というエラーが発生することがあります。

  1. 最近追加した言語パックをすべてアンインストールし、再インストールします。 手順については、「Windows 10 で入力および表示の言語設定を管理する」を参照してください。

  2. [更新プログラムの確認] をクリックし、2019 年 4 月の累積的な更新プログラムをインストールします。  手順については、「Windows 10 を更新するを参照してください。

注: 言語パックを再インストールしても問題が緩和されない場合は、次の手順で、お使いの PC をリセットしてください。

  1. [設定] アプリで [回復] に移動します。

  2. 回復オプション [この PC を初期状態に戻す] の [開始する] をクリックします。

  3. [個人用ファイルを保持する] を選択します。

マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

更新プログラムをインストールした後の最初のログオン時に、ごく一部のデバイスが黒い画面で起動することがあるという報告について調査中です。

この問題は KB4520062 で解決されています。

Windows 展開サービス (WDS) または System Center Configuration Manager (SCCM) の Preboot Execution Environment (PXE) イメージを使用して起動するデバイスが、この更新プログラムを WDS サーバーにインストールした後、"状態: 0xc0000001、情報: 要求されたデバイスが接続されていないか、デバイスにアクセスできません" というエラーで起動できないことがあります。

この問題は KB4512534 で解決されています。 

NetQueryDisplayInformation API または同等の WinNT プロバイダーを呼び出すアプリケーションとスクリプトから、データの最初のページ (多くの場合 50 または 100 エントリ) の後に結果が返されない場合があります。 追加のページを要求すると、エラー “1359: 内部エラーが発生しました” を受け取る場合があります。この問題は、この更新プログラムと、2019 年 6 月 19 日より前のすべての更新プログラムで発生します。

この問題は KB4516077 で解決されています。

この更新プログラムのインストール後、Visual Basic 6 (VB6) を使用して作成されたアプリケーション、Visual Basic for Applications (VBA) を使用したマクロ、および Visual Basic Scripting Edition (VBScript) を使用したスクリプトまたはアプリが応答しなくなり、"プロシージャ呼び出しが無効" エラーを受け取る可能性があります。

この問題は、オプションの更新プログラムである KB4512534 で解決されています。これは以下のリリース チャネルで入手できます。  

  • Microsoft Update カタログ。

  • Windows Update。

  • Microsoft Update。

  • Windows Server Update Services (WSUS)。

他のオプションの更新プログラムと同様に、更新プログラムを受信してインストールするには、[更新プログラムの確認] を行う必要があります。   手順については、「Windows 10 を更新する」を参照してください。 

注: Windows Update for Business をご利用の場合は、Microsoft Update カタログまたは Windows Server Update Services (WSUS) を使用して更新プログラムを適用する必要があります。 

この更新プログラムをインストールすると、Windows Mixed Reality Portal ユーザーが断続的に “15-5” エラー コードを受信することがあります。 場合によっては、Windows Mixed Reality Portal からヘッドセットがスリープ状態であると報告を受けることがあり、[スリープ解除] を押してもアクションがないように見えることがあります。“”

この問題は KB4520062 で解決されています。

この更新プログラムの入手方法

この更新プログラムをインストールする前に

マイクロソフトは、最新の累積更新プログラム (LCU) をインストールする前に、お使いのオペレーティング システム用の最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) をインストールすることを強くお勧めします。 LCU をインストールし、マイクロソフトのセキュリティ修正プログラムを適用するときに発生する可能性がある問題を緩和するために、SSU によって更新プログラム プロセスの信頼性を向上します。 詳細については、「サービス スタック更新プログラム」を参照してください。 

Windows Update を使用している場合は、最新の SSU (KB4512937) が自動的に提供されます。 最新の SSU のスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログを検索してください。

この更新プログラムのインストール

リリース チャネル

使用可能

次の手順

Windows Update および Microsoft Update

あり

なし。 この更新プログラムは、Windows Update から自動的にダウンロードおよびインストールされます。

Microsoft Update カタログ

あり

この更新プログラムのスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログに移動してください。

Windows Server Update Services (WSUS)

あり

次のように [製品と分類] を構成すると、この更新プログラムは WSUS と自動的に同期されます。

製品: Windows 10

分類: セキュリティ更新プログラム

 

ファイル情報

この更新プログラムで提供されるファイルの一覧については、累積的な更新プログラム 4511553 のファイル情報をダウンロードしてください。 

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