Applies ToWindows 10, version 1709, all editions

リリース日:

2019/07/16

バージョン:

OS Build 16299.1296

注意: 3 月 13 日と 4 月 10 日の 2 つの更新プログラムは Windows 10 バージョン 1709 の最後のデルタ更新プログラムになります。    セキュリティ更新プログラムと品質更新プログラムは、高速および完全な累積更新プログラム パッケージを介して今後も入手できます。 この変更の詳細については、こちらのブログを参照してください。

注意: Windows 10 Home、Pro、Pro for Workstation、および IoT Core エディションを実行しているデバイス向けの Windows 10 Version 1709 は、2019 年 4 月 10 日にサービスを終了します。 これらのデバイスには、最新のセキュリティの脅威からの保護を含む毎月のセキュリティおよび品質更新プログラムが送信されなくなります。 セキュリティおよび品質更新プログラムを引き続き入手するには、Windows 10 の最新バージョンに更新することをお勧めします。

重要: Windows 10 Enterprise、Education、および IoT Enterprise エディションは、2018 年 10 月のライフサイクルの発表に関して引き続き 12 か月間無料でサービスが提供される予定です。  

緊急、セキュリティ、ドライバー、サービス パックなど、さまざまな種類の Windows 更新プログラムの詳細については、こちらの記事を参照してください。

注目点

  • ファイル、フォルダー、およびデバイス設定を管理するアプリケーションに影響する問題を修正します。

  • Window-Eyes スクリーン リーダー アプリケーションとの互換性を改善します。

機能追加および修正

この更新プログラムには、品質の向上が含まれています。 主要な変更点としては、次のようなものがあります。

  • WebAssembly を使用する一部の Web サイトで発生することがあるパフォーマンスの問題を修正します。

  • ブラジルのタイム ゾーン情報を更新します。

  • Internet Explorer での認証時に個人識別番号 (PIN) プロンプトが表示されない問題を修正します。

  • Netlogon サービスによるセキュリティで保護されたチャネルの確立に失敗し、エラー “0xC000007A – ERROR_PROC_NOT_FOUND.” が報告されることがある問題を修正します。

  • 常時接続の VPN 展開で、デバイス トンネルなど、証明書ベースの仮想プライベート ネットワーク (VPN) 接続用のインターネット キー交換 Version 2 (IKEv2) コンピューター上の証明書失効リスト (CRL) を強化します。

  • New Technology File System (NTFS) のエラーを解決します。

  • windows.storage.dll を使用するアプリケーションが動作しなくなり、プロセスが閉じるときに ExceptionCode c0000005 (アクセス違反) が表示される問題を修正します。

  • ドメイン コントローラー (DC) に接続していないときに Microsoft Application Virtualization (App-V) スクリプトを実行すると、スクリプトが動作しない問題を修正します。 Microsoft Azure Active Directory のみを含む環境で App-V スクリプトを実行した場合も失敗します。

  • Window-Eyes スクリーン リーダー アプリケーションを開いたり使用したりすると、エラーが発生し、一部の機能が正常に動作しなくなることがある問題を修正します。

  • クラスター ノードがクラスター内のメンバーシップを失い、そのすべてのワークロードがフェールオーバーすることがある問題を修正します。 この問題は、クラスター ノードから Live Dump が作成されるときに発生することがあります。

以前の更新プログラムをインストールした場合は、このパッケージに含まれている新しい修正のみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。

この更新プログラムの既知の問題

現象

回避策

名前の変更など、クラスター共有ボリューム (CSV) 上のファイルまたはフォルダーに対して実行する操作によっては、“STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)” というエラーで失敗する場合があります。 このエラーは、管理者特権を持たないプロセスから CSV 所有者ノードに対して操作を実行したときに発生します。

次のいずれかの操作を行います。

  • 管理者特権を持つプロセスから操作を実行する。

  • CSV 所有権を持たないノードから操作を実行する。

マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

WDS サーバーにこの更新プログラムをインストールした後に、Windows 展開サービス (WDS) または System Center Configuration Manager (SCCM) から発行された Preboot Execution Environment (PXE) イメージを使用してデバイスを起動すると、起動に失敗し、エラー "状態: 0xc0000001、情報: 要求されたデバイスが接続されていないか、デバイスにアクセスできません" が発生することがあります。

この問題は KB4512494 で解決されています。

この更新プログラムのインストール後に、MIT Kerberos 領域を使用するように構成されたドメインに接続されているデバイスが起動しないことや、再起動し続けることがあります。 ドメイン コントローラーまたはドメイン メンバーであるデバイスの両方が影響を受けます。

デバイスが影響を受けているかどうかわからない場合は、お客様の管理者にお問い合わせください。 上級ユーザーの場合は、HKLM\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System\Kerberos\MitRealms のレジストリ キーが存在するかどうか、または [コンピューターの構成] -> [ポリシー] -> [管理用テンプレート] -> [システム] -> [Kerberos] で [相互運用可能な Kerberos V5 領域設定を定義する] を確認できます。

この問題は KB4512516 で解決されています。

この更新プログラムの入手方法

この更新プログラムをインストールする前に

マイクロソフトは、最新の累積更新プログラム (LCU) をインストールする前に、お使いのオペレーティング システム用の最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) をインストールすることを強くお勧めします。 LCU をインストールするときに発生する可能性がある問題を緩和するために、SSU によって更新プログラム プロセスの信頼性を向上します。 詳細については、「サービス スタック更新プログラム」を参照してください。

Windows Update を使用している場合は、最新の SSU (KB4509093) が自動的に提供されます。 最新の SSU のスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログを検索してください。

この更新プログラムのインストール

リリース チャネル

利用可能

次の手順

Windows Update または Microsoft Update

はい

[設定]、[更新とセキュリティ]、[Windows Update] の順に選択し、[更新プログラムの確認] を選択します。

Microsoft Update カタログ

はい

この更新プログラムのスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログ Web サイトに移動してください。

Windows Server Update Services (WSUS)

いいえ

この更新プログラムは WSUS に手動でインポートできます。  手順については、「Microsoft Update カタログ」を参照してください。 

 

ファイル情報

この更新プログラムで提供されるファイルの一覧については、 累積的な更新プログラム 4507465 のファイル情報をダウンロードしてください。

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