2019 年 6 月 12 日 — KB4503286 (OS ビルド 17134.829)
Applies To
Windows 10, version 1803, all editionsリリース日:
2019/06/11
バージョン:
OS Build 17134.829
Home および Pro エディション用の Windows 10 April 2018 Update は、2019 年 11 月 13 日にサービスを終了します。 Windows 10 April 2018 Update を実行しているデバイスに確実にサービスを提供し、セキュリティで保護された状態を維持するために、2019 年 7 月 17 日から、これらのデバイスの更新を開始します。 詳細については、リリース情報ダッシュボードの Windows 10 Version 1903 のセクションを参照してください。
注 新しいコンテンツがリリース情報ダッシュボードに公開される時期を確認するには、@WindowsUpdate をフォローしてください。
注意: 3 月 13 日と 4 月 10 日の 2 つの更新プログラムは Windows 10 バージョン 1803 の最後のデルタ更新プログラムになります。 セキュリティ更新プログラムと品質更新プログラムは、高速および完全な累積更新プログラム パッケージを介して今後も入手できます。 この変更の詳細については、こちらのブログを参照してください。
更新プログラム KB4499183 以降、機能更新プログラムをインストールするタイミングを決定できる機能を導入しています。 デバイスを最新の状態に保ちながら、同時に機能更新プログラムを取得するタイミングを制御します。 対象となるデバイスで利用できる機能更新プログラムは、Windows Update ページ ([設定] > [更新とセキュリティ] > [Windows Update]) で別のモジュールに表示されます。 すぐに使用できる更新プログラムを入手する場合は、[今すぐダウンロードしてインストールする] を選択します。 この機能の詳細については、このブログを参照してください。
Windows 10 デバイスがサービス終了または数か月後にサービス終了になる場合、Windows Update では機能更新プログラムが自動的に開始されます。 これでデバイスのサポート状態が維持され、デバイスのセキュリティとエコシステムの正常性に不可欠なマンスリー更新プログラムを受け取ることができます。
機能追加および修正
この更新プログラムには、品質の向上が含まれています。 主要な変更点としては、次のようなものがあります。
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セキュリティで保護されておらず、セキュリティ フォブなどの接続の暗号化に既知のキーを使用する Windows と Bluetooth デバイス間の接続を意図的に防止することで、セキュリティの脆弱性を解決します。 イベント ビューアーの BTHUSB イベント 22 に “Bluetooth デバイスがデバッグ接続の確立を試行しました…” と表示される場合、お使いのシステムは影響を受けています。 デバイスの更新プログラムが存在するかどうかを確認するには、Bluetooth デバイスの製造元にお問い合わせください。 詳細については、CVE-2019-2102 と KB4507623 を参照してください。
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Preboot Execution Environment (PXE) を使用して、可変のウィンドウ拡張を使用するように構成された Windows 展開サービス (WDS) サーバーからデバイスを起動できない問題を修正します。 この問題で、イメージのダウンロード中に WDS サーバーへの接続が中断することがあります。 この問題は、可変のウィンドウ拡張を使用していないクライアントやデバイスには影響しません。
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[既定の検索プロバイダー] が設定されていないか、形式が正しくない場合に Internet Explorer 11 が開かないことがある問題を修正します。
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Microsoft Scripting Engine、Internet Explorer、Microsoft Edge、Windows アプリ プラットフォームおよびフレームワーク、Windows アプリ プラットフォームおよびフレームワーク、Windows Input および Composition、Windows Media、Windows シェル、Windows Server、Windows Authentication、Windows 暗号化、Windows ストレージおよびファイルシステム、Windows Virtualization、Internet Information Services Windows SQL コンポーネント、Microsoft JET データベース エンジンのセキュリティ更新プログラム。
以前の更新プログラムをインストールした場合は、このパッケージに含まれている新しい修正のみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。
解決したセキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。
この更新プログラムの既知の問題
現象 |
回避策 |
名前の変更など、クラスター共有ボリューム (CSV) 上のファイルまたはフォルダーに対して実行する操作によっては、“STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)” というエラーで失敗する場合があります。 このエラーは、管理者特権を持たないプロセスから CSV 所有者ノードに対して操作を実行したときに発生します。 |
以下のいずれかの手順を実行します。
マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。 |
イベント ビューアーでカスタム ビューを展開、表示、または作成しようとすると、"スナップインのエラーが MMC により検出されたので、スナップインがアンロードされます。" というエラーが表示され、アプリが応答しなくなるか、終了することがあります。 組み込みのビューまたはログで [操作] メニューの [現在のログをフィルター] を使用したときにも、同じエラーが発生することがあります。 イベント ビューアーの組み込みビューやその他の機能は問題なく動作します。 |
この問題は KB4503288 で解決されています。 |
更新プログラムのインストール後の最初のログオン時に、ごく一部のデバイスが黒い画面で起動することがあるという報告を調査中です。 |
この問題は KB4519978 で解決されています。 |
この更新プログラムをインストールした後、Internet Small Computer System Interface (iSCSI) を使用している一部の記憶域領域ネットワーク (SAN) デバイスへの接続に問題が発生することがあります。 また、イベント ビューアーのシステム ログ セクションに、iScsiPrt からイベント ID 43 のエラーと、“ターゲットはログイン要求に時間内に応答できませんでした。” という説明が表示されることがあります。 |
この問題は KB4509478 で解決されています。 |
WDS サーバーにこの更新プログラムをインストールした後に、Windows 展開サービス (WDS) または System Center Configuration Manager (SCCM) から発行された Preboot Execution Environment (PXE) イメージを使用してデバイスを起動すると、起動に失敗し、エラー "状態: 0xc0000001、情報: 要求されたデバイスが接続されていないか、デバイスにアクセスできません" が発生することがあります。 |
この問題は KB4512509 で解決されています。 |
この更新プログラムの入手方法
この更新プログラムをインストールする前に
マイクロソフトは、最新の累積更新プログラム (LCU) をインストールする前に、お使いのオペレーティング システム用の最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) をインストールすることを強くお勧めします。 LCU をインストールするときに発生する可能性がある問題を緩和するために、SSU によって更新プログラム プロセスの信頼性を向上します。詳細については、「サービス スタック更新プログラム」を参照してください。
Windows Update を使用している場合は、最新の SSU (KB4497398) が自動的に提供されます。最新の SSU のスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログで検索してください。
この更新プログラムのインストール
この更新プログラムは、Windows Update から自動的にダウンロードおよびインストールされます。 この更新プログラムのスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログ Web サイトに移動してください。
ファイル情報
この更新プログラムで提供されるファイルの一覧については、累積的な更新プログラム 4503286 のファイル情報をダウンロードしてください。