Applies ToWindows 10, version 1703, all editions

リリース日:

2018/07/24

バージョン:

OS Build 15063.1235

機能追加および修正

この更新プログラムには、品質の向上が含まれています。 新しいオペレーティング システム機能は導入されていません。 主要な変更点としては、次のようなものがあります。

  • 更新されたタイム ゾーン情報に関するその他の問題を修正します。

  • Windows Media Player で使用されている音楽メタデータ サービス プロバイダーを変更します。

  • 縦書きモードで Meiryo フォントを使用する場合に一部の文字が正しく表示されない問題を修正します。

  • スリープから休止に移行するときにオペレーティング システムが応答しなくなることがある問題を修正します。

  • システムの再起動が必要になるまで、LSASS のメモリ使用量が増加し続ける問題を修正します。

  • 二重署名されたファイルで、成功と報告されるはずの場合に失敗と報告されることがある問題を修正します。 この問題は、Windows Defender アプリケーション制御を監査モードで実行している場合に発生します。

  • SQL Server のメモリ使用量が時間の経過と共に増加する問題を修正します。この問題は、証明書がある対称キーを使用してデータを暗号化するときに、 再帰的なループで対称キーを開いて閉じるクエリを実行した場合に発生します。

  • 32 ビット アプリケーションが (通常は LogonUser を呼び出して) 他のユーザーを偽装するときに、64 ビット OS で印刷できない問題を修正します。 この問題は、2017 年 8 月にリリースされた KB4034681 以降のマンスリー更新プログラムをインストールした後に発生します。 影響を受けるアプリケーションの問題を解決するには、この更新プログラムをインストールし、次のいずれかを実行します。

    • Microsoft Application Compatibility Toolkit を使用して、Splwow64Compat App Compat Shim をグローバルに有効にします。

    • 次のレジストリ設定を使用し、32 ビット アプリケーションを再起動します。 HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Print Setting: Splwow64Compat

種類: DWORD

値 1: 1     

  • デバイスを再起動し、グループ ポリシーで配布された優先ネットワーク プロファイルを使用して Wi-Fi に再接続を試みるたびに、Wi-Fi の資格情報の入力が求められる問題を修正します。

  • SSO が有効なワイヤレス PEAP 環境で無効なパスワードを使用すると、その無効なパスワードで 2 つの認証要求が送信される問題を修正します。 余計な認証要求があると、アカウント ロックアウトのしきい値が低い環境で早くアカウント ロックアウトが発生する可能性があります。 変更を有効にするには、regedit を使用して HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\RasMan\PPP\EAP\26 に新しいレジストリ キー “DisableAuthRetry” (Dword) を追加し、値を 1 に設定します。

  • デバイスを再起動し、グループ ポリシーで配布された優先ネットワーク プロファイルを使用して Wi-Fi に再接続を試みるたびに、Wi-Fi の資格情報の入力が求められる問題を修正します。

  • ユーザーがログオンした後にすべてのネットワーク プリンターが接続されない問題を修正します。 HKEY_USERS\User\Printers\Connections Key キーには、影響を受けているユーザーの正しいネットワーク プリンターが表示されています。 ただし、Microsoft のメモ帳、[デバイスとプリンター] など、どのアプリケーションにも、このレジストリ キーのネットワーク プリンター一覧が表示されません。 プリンターが表示されない、または機能しないことがあります。

以前の更新プログラムをインストールした場合は、このパッケージに含まれている新しい修正のみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。

解決したセキュリティに関する脆弱性の詳細については、「セキュリティ更新プログラム ガイド」を参照してください。

Windows Update の機能強化

マイクロソフトは、信頼性向上のために Windows Update クライアントに直接更新プログラムをリリースしました。 Windows Update から自動的に更新プログラムを受け取るように構成されている Windows 10 (Enterprise および Pro エディションを含む) を実行するすべてのデバイスには、デバイスの互換性と Windows Update for Business の延期ポリシーに基づいて、最新の Windows 10 機能更新プログラムが提供されます。 この更新プログラムは、長期間のサービス エディションには適用されません。

この更新プログラムの既知の問題

現象

回避策

2018 年 7 月の .NET Framework セキュリティ更新プログラムのいずれかをインストールすると、“アクセスが拒否されました”、“クラスが登録されていません”、または“不明な理由で内部エラーが発生しました” というエラーのため、COM コンポーネントが読み込まれません。 最も一般的な失敗の特徴は次のとおりです。

例外の種類: System.UnauthorizedAccessException

メッセージ: アクセスが拒否されました。 (HRESULT からの例外: 0x80070005 (E_ACCESSDENIED))

この問題は KB4343885 で解決されています。

 

この更新プログラムの入手方法

この更新プログラムをダウンロードしてインストールするには、[設定]、[更新とセキュリティ]、[Windows Update] の順に選択し、[更新プログラムの確認] を選択します。

この更新プログラムのスタンドアロン パッケージを入手するには、 Microsoft Update カタログ  Web サイトにアクセスします。

ファイル情報

この更新プログラムで提供されるファイルの一覧については、 累積的な更新プログラム 4338827 のファイル情報をダウンロードしてください。

ヘルプを表示

その他のオプションが必要ですか?

サブスクリプションの特典の参照、トレーニング コースの閲覧、デバイスのセキュリティ保護方法などについて説明します。

コミュニティは、質問をしたり質問の答えを得たり、フィードバックを提供したり、豊富な知識を持つ専門家の意見を聞いたりするのに役立ちます。