2017 年 11 月 15 日 — KB4048956 (OS ビルド 10240.17673)
Applies To
Windows 10リリース日:
2017/11/14
バージョン:
OS Build 10240.17673
機能追加および修正
この更新プログラムには、品質の向上が含まれています。 新しいオペレーティング システム機能は導入されていません。 主要な変更点としては、次のようなものがあります。
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ローミング ユーザー プロファイルを有効にしたアカウントが、appdata\local フォルダーおよび \locallow フォルダーをプロファイル サーバーと断続的に同期する問題を修正しました。 副作用として、プロファイル サイズが増加し、結果としてディスク使用量がいっぱいになったときにログオン エラーが表示される問題なども発生します。 その他の現象として、ネットワーク帯域幅の増加、ドメインに参加しているコンピューターでのログオンまたはログオフの遅延などがあります。
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Microsoft JET データベース エンジンに基づくアプリケーション (Microsoft Access 2007 以前または Microsoft 製以外のアプリケーション) が Microsoft Excel .xls ファイルを作成するときまたは開くときに失敗することがある問題を修正しました。 エラー メッセージ “外部データベース ドライバー (1) で予期しないエラーが発生しました。 (Microsoft JET データベース エンジン)" が表示されます。
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トラステッド プラットフォーム モジュールの管理操作へのアクセスが管理ユーザーに制限されない問題を修正しました。
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仮想スマート カードがトラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) の脆弱性を正しく評価しない問題を修正しました。
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ドライブの BitLocker の復号化または暗号化中に、暗号化ファイル システム (EFS) で保護されたファイルが破損することがある問題を修正しました。
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Internet Explorer で SharePoint Online サイトが動作しなくなる問題を修正しました。
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大きなフォントサイズ設定を使用するコンピューターで Internet Explorer がクラッシュすることがある問題を修正しました。
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Internet Explorer、Microsoft Scripting Engine、Microsoft Edge、Windows カーネル、Windows カーネルモード ドライバー、Microsoft Graphics コンポーネント、Microsoft Windows Search Component、および Windows Media Player のセキュリティ更新プログラム。
以前の更新プログラムをインストールした場合は、このパッケージに含まれている新しい修正のみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。
解決したセキュリティに関する脆弱性の詳細については、「セキュリティ更新プログラム ガイド」を参照してください。
Windows Update クライアントの機能強化
マイクロソフトは、Windows Update の信頼性向上のために、Windows Update クライアントに直接更新プログラムをリリースする予定です。 最近の更新プログラムがインストールされていないデバイスにのみ提供されます。
この更新プログラムの既知の問題
現象 |
回避策 |
この KB をインストールした後、SQL Server Reporting Services (SSRS) を使用している Internet Explorer 11 ユーザーは、スクロール バーを使用してドロップダウン メニューをスクロールできなくなることがあります。 |
この問題は KB4053581 で解決されています。 |
x86 および x64 ベース システムにこの更新プログラムをインストールすると、Epson SIDM (Dot Matrix) および TM (POS) プリンターで印刷できなくなることがあります。 |
この問題は KB4053581 で解決されています。 |
この更新プログラムの入手方法
この更新プログラムは、Windows Update から自動的にダウンロードおよびインストールされます。 この更新プログラムのスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログ Web サイトに移動してください。
ファイル情報
この更新プログラムで提供されるファイルの一覧については、 累積的な更新プログラム 4048956 のファイル情報をダウンロードしてください。