Word の表から Excel にデータを移動する場合、直接 Word からデータをコピーすることで、データの再入力を回避できます。 Word の表からデータを Excel のワークシートにコピーすると、Word の表の各セルのデータが、ワークシートの個々のセルに貼り付けられます。
重要: データを貼り付けた後、Excel で計算機能を利用できるように、データのクリーンアップが必要になる場合があります。 たとえば、セル内に必要のない余分なスペースがあったり、数字が計算可能な数値ではなく文字列として貼り付けられていたり、日付が正しく表示されなかったりする可能性があります。 数値を日付、通貨、パーセンテージなどとして書式設定する方法については、「数値の表示形式を設定する」を参照してください。 テーブルのスタイルの書式設定については、「Excel のテーブルの書式を設定する」を参照してください。
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Word 文書で、Excel ワークシートにコピーする表の行と列を選びます。 テーブルのセルに余分なキャリッジ リターンがないことを確認します。そうしないと、Excel で余分な行が発生する可能性があります。
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選択範囲をコピーするには、Ctrl + C キーを押します。
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Excel ワークシートで、Word の表を貼り付ける先のワークシート領域の左上隅を選びます。
注: データを貼り付ける前に、貼り付け先の領域が空であることを確認します。 ワークシートの貼り付け領域のセルに含まれる既存のデータは、Word の表のセルのデータに置き換えられます。 必要に応じて、最初に Word の表の寸法を確認します。
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Ctrl + V キーを押します。
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書式設定を調整するには、貼り付けたデータの横にある [ 貼り付けオプション ] をクリックし、次の操作を行います。
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ワークシートのセルに適用される書式設定を使うには、[貼り付け先の書式に合わせる] をクリックします。
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Word の表の書式設定を使うには、[元の書式を保持] をクリックします。
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注: Excel では、Word の表の各セルの内容が 1 つのセルに貼り付けられます。 データを貼り付けた後は、[区切り位置] コマンドを使って、データを列内の他のセルに振り分けることができます (たとえば、姓と名を分割して異なるセルに表示する)。 詳細については、「セルの内容を分割して隣接する列に配置する」を参照してください。