Excel と Office 365 の BI (ビジネス インテリジェンス) 機能
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Excel for Microsoft 365 Excel for the web Excel 2024 Excel 2021 Excel 2019 Excel 2016 Microsoft 365 の SharePointビジネス インテリジェンス (BI) は、データを集めて意味のある情報に変えることで、よりよい決定を促すための一連のツールとプロセスです。 Office 365 Enterpriseでは、 Excel と SharePoint Onlineで使用できる BI 機能があります。 これらのサービスでは、データを収集して可視化し、組織内のユーザーと複数のデバイスを使って情報を共有することができます。
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Excel でデータを収集して可視化する
次に示す簡単な手順で、Excel のグラフとテーブルを作成できます。
手順 1: データの入手
Excel では、さまざまな方法でデータを取得、整理できます。
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Excel で外部データ ソース (Power Query) からデータをインポートし、それを使用してグラフ、テーブル、レポートを作成できます。
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Power Query を使えば、さまざまなソースからデータを探しだして組み合わせ、好きなように整理できます。
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Excel でデータ モデルを作成して、さまざまなデータ ソースからのデータを 1 つまたは複数のテーブルに含めることができます。 2 つ以上のテーブルを異なるデータベースから取得した場合は、PowerPivot を使ってテーブル間のリレーションシップを作成できます。
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データのテーブルでは、フラッシュ フィルを使って列の書式を設定し、特定の形式で表示できます。
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また、Excel の上級ユーザーなら、集計アイテムの設定もできます。
手順 2: データの可視化
Excel のデータが用意できたら、簡単にレポートを作成できます。
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クイック分析を使うと、データを選ぶとすぐに、そのデータを可視化するさまざまな方法が表示されます。
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Office では、テーブル、折れ線グラフ、横棒グラフ、レーダー グラフなどを含む 使用可能なグラフの種類 を作成できます。
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作成したピボットテーブルは、クイック調査でデータを詳しく調べることができます。 また、フィールド リストを使って、レポートに表示する情報を決めることもできます。
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条件付き書式や PowerPivot の主要業績評価指標 (KPI) を使ったスコアカードを作成し、1 つ、または複数の基準について、業績達成の状況がひとめでわかるようにできます。
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Power Map を使用して、3 次元 (3D) の地球儀上のデータを分析およびマップできます。
手順 3: フィルターの追加
スライサーやタイムライン コントロールなどのフィルターをワークシートに追加して、特定の情報を簡単に絞り込むことができます。
手順 4: 高度な分析機能の追加
ブックには、さらに高度な機能を追加できます。 たとえば、Excel で集計アイテムを作成できます。 これには次のものが含まれます。
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ピボットグラフやピボットテーブル レポートの計算メジャーと計算メンバー
SharePoint を使用してブックを共有および表示する
チーム サイトが使われている組織では、SharePoint Online を使用すると、ブックを共有するための多くのオプションを利用できます。 [ブラウザーの表示オプション] では、ブックの表示方法を指定できます。
このようなギャラリー ビューでブックを表示すると、1 度に 1 つのアイテムを画面の中央に表示できます。
ワークシート ビューでは、シート全体をブラウザーで表示できます。
ブックが SharePoint のライブラリにアップロードされると、他のユーザーはブラウザー ウィンドウでブックを簡単に表示および操作できます。
Power BI でクラウドの多くの BI 機能にアクセスする
Power BI を使用すると、 Excel や SharePoint Onlineよりも多くの BI 機能が提供されます。 Power BI は、クラウドで堅牢でセルフサービスの BI ソリューションを提供します。
注: ビジネス インテリジェンス機能は、21Vianet が運営する Microsoft 365 ではサポートされていません。
詳細については、「Excel と Excel Services (SharePoint Server)」の「Power BI とビジネス インテリジェンス」を参照してください。