ドキュメントのアクセシビリティを高める方法の概要
Applies To
Word for Microsoft 365 Word 2024 Word 2021 Word 2019 Word 2016さまざまな身体能力および認知能力をお持ちのユーザーが文書にアクセスできるようにするには、アクセシビリティ チェックを使用します。
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[校閲]、[アクセシビリティ チェック] の順に移動します。
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[アクセシビリティ チェック] ウィンドウで結果を確認し、推奨される変更を加えます。
ヒント: スクリーン リーダーを使用しているユーザーに対して文書がどのように読み上げられるかを確認するには、[校閲]、[音声読み上げ] の順に移動します。
ベスト プラクティス
アクセシビリティ チェックの使用に加えて、アクセシビリティの高い文書を作成するためのベスト プラクティスをご紹介します。
テキストで色を補足する
閲覧者が視覚障碍や色覚障碍を持つ場合、色だけで伝えられた情報を正しく認識できない可能性があります。 たとえば、未許可の項目を示すのに単なる赤いアイコンを使用するのではなく、"未許可" というテキスト ラベルを含めるようにします。
読みやすさを向上させる
読字障碍や視覚障碍を持つ閲覧者は、ページ上のテキストが乱れて見える場合があります。 読みやすさを向上させるには
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より大きなフォント サイズを使用または許可する
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Arial や Calibri などのサンセリフ フォントを選択する
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すべて大文字にしたり、過剰な斜体または下線を使用したりしないようにする
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文と文の間および段落間には、十分な空白を設ける
スクリーン リーダーで文書を操作しやすいようにする
Word の組み込みの見出しやスタイルを使用すると、スクリーン リーダーで文書を読み上げやすくなります。 アクセシビリティ チェックを使用して、見出しが論理的な順序になっていることを確認します。
意味のあるハイパーリンク テキストとヒントを追加する
スクリーン リーダーを使用しているユーザーがリンク一覧を読み上げる可能性があるので、リンク テキストによってリンク先に関する明確かつ正確な情報を伝えることをお勧めします。 たとえば、リンクの表示テキストとして "ここをクリック" ではなく、リンク先のページのタイトルを使用します。
詳細を表示
詳細については、「アクセシビリティの高い Word 文書を作成する」を参照してください。