Applies ToWindows 8.1 Windows Server 2012 R2

リリース日:

2019/05/14

バージョン:

Monthly Rollup

機能追加および修正

このセキュリティ更新プログラムには、更新プログラム KB4493443 (2019 年 4 月 26 日リリース) に同梱されている品質の向上と修正プログラムが含まれています。以下の問題も修正します。

  • 64 ビット (x64) 版の Windows 用に、Microarchitectural Data Sampling と呼ばれる投機的実行サイドチャネルの脆弱性の新しいサブクラスに対する保護機能を提供します (CVE-2019-11091CVE-2018-12126CVE-2018-12127CVE-2018-12130)。 レジストリ設定は、Windows クライアントWindows Server の資料の説明に従って使用してください (Windows クライアント OS エディションでは、これらのレジストリ設定は既定で有効ですが、Windows Server OS エディションでは既定で無効です)。   

  • 仮想ドライブ上の特定の種類の .msi ファイルと .msp ファイルをインストールまたはアンインストールするときに、“エラー 1309” が発生することがある問題を修正します。

  • Microsoft Visual Studio Simulator が起動しない問題を修正します。

  • Internet Explorer 用の HTTP Strict Transport Security トップ レベル ドメイン (HSTS TLD) に "gov.uk" を追加します。

  • Microsoft Excel で、MS UI Gothic または MS PGothic フォントを使用しているときに、テキスト、レイアウト、またはセルのサイズの幅が予想よりも狭く、または広くなることがある問題を修正します。

  • Windows アプリ プラットフォームおよびフレームワーク、Microsoft Graphics コンポーネント、Windows ストレージおよびファイルシステム、Windows 暗号化、Windows Datacenter Networking、Windows ワイヤレス ネットワーク、Windows カーネル、Microsoft JET データベース エンジンを対象としたセキュリティ更新プログラム。

解決したセキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。

この更新プログラムの既知の問題

現象

回避策

この更新プログラムをインストールした後に、可変のウィンドウ拡張を使用するように構成された Windows 展開サービス (WDS) サーバーから、Preboot Execution Environment (PXE) を使用してデバイスを起動しようとすると問題が発生することがあります。 この問題により、イメージのダウンロード中に WDS サーバーへの接続が中断することがあります。 この問題は、可変のウィンドウ拡張を使用していないクライアントまたはデバイスには影響がありません。

この問題は KB4503276 で解決されています。

名前の変更など、クラスター共有ボリューム (CSV) 上のファイルまたはフォルダーに対して実行する操作によっては、“STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)” というエラーで失敗する場合があります。 このエラーは、管理者特権を持たないプロセスから CSV 所有者ノードに対して操作を実行したときに発生します。

次のいずれかの操作を行います。

  • 管理者特権を持つプロセスから操作を実行する。

  • CSV 所有権を持たないノードから操作を実行する。

マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

マイクロソフトと McAfee は、McAfee Endpoint Security (ENS) Threat Prevention 10.x、McAfee Host Intrusion Prevention (ホスト IPS) 8.0、または McAfee VirusScan Enterprise (VSE) 8.8 がインストールされているデバイスに関する問題を特定しました。  この更新プログラムをインストールした後に、システムの起動が遅くなる場合や、再起動時にシステムが応答しなくなる場合があります。

この問題は解決されました。 McAfee はこの問題を解決する自動更新プログラムをリリースしています。

McAfee をご利用のお客様向けガイダンスについては、次の McAfee サポート記事を参照してください。

以前の辞書の更新プログラムがインストールされている場合、日本語入力方式エディター (IME) でテキスト入力の選択肢として日本の新元号名が表示されません。

以下の辞書の更新プログラムのいずれかが表示される場合は、[プログラムと機能] > [プログラムのアンインストールまたは変更] からアンインストールしてください。 以前の辞書の更新プログラムに含まれていた新しい単語は、この更新プログラムにも含まれています。

  • 日本語 Microsoft IME 標準辞書用の更新プログラム (15.0.2013)

  • 日本語 Microsoft IME 標準拡張辞書用の更新プログラム (15.0.2013)

  • 日本語 Microsoft IME 標準辞書用の更新プログラム (15.0.1215)

  • 日本語 Microsoft IME 標準拡張辞書用の更新プログラム (15.0.1215)

  • 日本語 Microsoft IME 標準辞書用の更新プログラム (15.0.1080)

  • 日本語 Microsoft IME 標準拡張辞書用の更新プログラム (15.0.1080)

2019 年 5 月 15 日の更新プログラムをインストールした後、HTTP Strict Transport Security (HSTS) をサポートしていない一部の gov.uk Web サイトには、Internet Explorer 11 または Microsoft Edge からアクセスできない場合があります。

この問題は KB4505050 で解決されています。

マーカー付き折れ線グラフを持つ Power BI レポートを読み込み中またはやり取り中に、Internet Explorer 11 が動作しなくなることがあります。 この問題は、スケーラブル ベクター グラフィックス (SVG) マーカーを含むその他のコンテンツの表示中にも発生することがあります。

この問題は KB4503283 で解決されています。

この更新プログラムの入手方法

この更新プログラムは、Windows Update から自動的にダウンロードおよびインストールされます。 この更新プログラムのスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログ Web サイトに移動してください。  

ファイル情報

この更新プログラムで提供されるファイルの一覧については、更新プログラム 4499151 のファイル情報をダウンロードしてください。   

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