さまざまなレートベースのリソース コスト、コスト リソース、固定コストのいずれかを入力した後、プロジェクト全体のコストが予算内にあるかどうかを確認する準備は整いますが、そのコストの合計をどこで見つけるのか、または計算する必要がある超過コストがあるかどうかは明確ではありません。
これは、プロジェクト、タスク、リソース、割り当てのコスト合計が異なるビューで使用でき、一部のコスト合計では Cost テーブルを開いて表示されるためです。
まず、プロジェクト全体の合計コストを表示します。
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[ プロジェクト ] > [プロジェクト情報] を選択します。
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[ プロジェクト情報 ] ダイアログ ボックスで、[ 統計] を選択します。
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[ プロジェクト統計 ] ダイアログ ボックスの [コスト ] 列で 、プロジェクトのコスト合計を確認します。
ヒント: このコストの合計は、 ガント チャート ビューのプロジェクトの概要タスクでも確認できます。 表示されない場合は、[書式] タブの [プロジェクトの概要タスク] ボックスを選択します。
タスクのコスト合計を表示する
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[ 表示 ] タブで、[ ガント チャート] の矢印を選択し、[ その他のビュー] を選択します。
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[ビュー] の一覧で、[タスク シート] を選択し、[適用] を選択します。
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[ ビュー > テーブル]、[ コスト ] を選択して Cost テーブルを適用します。
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[ 合計コスト ] フィールドで、タスクのコスト合計を確認します。
表示されない場合は、Tab キーを押してこのフィールドに移動します。
注: タスクの合計コストが正しくないと思われる場合は、以下の トラブルシューティング手順を 参照してください。
リソースの合計コストを表示する
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[リソース シート > 表示] を選択します。
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[ ビュー > テーブル]、[ コスト ] を選択して Cost テーブルを適用します。
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コスト列を確認します。
割り当ての合計コストを表示する
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[タスクの使用状況 > 表示] を選択します。
このビューには、リソースが割り当てられているタスクが表示されます。
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[ ビュー > テーブル]、[ コスト ] を選択して Cost テーブルを適用します。
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コスト列を確認します。
各タスクのコストには、割り当てられたリソースが反映されます。
タスクの合計コストが正しくないと思われる場合
タスクの合計コストの予想金額は、そのレートベースのコスト、使用ごとのコスト、固定コストの計算合計とは異なるように見える場合があります。 合計コストは、レートベースのコスト、使用ごとのコスト、固定コストの合計です。 コストは、リソースがタスクに割り当てられた後にのみ計算されることに注意してください。 不一致を解決するには、次の手順を試してください。
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[タスク配分状況] ビューを使用して、[コスト] テーブルを適用して、タスクの合計コストとタスクの合計コストを 割り当て 確認します。 見落とされている可能性がある使用ごとのコストまたは固定コストを探します。
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タスク レベルで合計コストを確認します。 固定コストは、 サマリー タスクレベルの [固定コスト ] フィールドにはロールアップされません。
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コスト情報を含むすべてのリソースがタスクに割り当てられていることを確認します。
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リソースの割り当てに正しい コスト単価表 が適用されていることを確認します。
超過コストを計算する
既定では、 Project は、割り当てられた各リソースの 標準単価 を使用して、 タスク を完了するために必要な 作業 を計算します。 プロジェクトでは、超過作業時間として時間を指定するまで入力した 超過作業時間 率を使用して、追加の作業時間のコストは計算されません。 たとえば、リソースが 1 日に 8 時間勤務するようにスケジュールされていて、実際の作業時間が 10 時間に入った場合、追加時間の 2 時間は自動的に超過作業時間とは見なされません。
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[タスクの使用状況 > 表示] を選択します。
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[ View > Tables > Work] を選択します。
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[作業] フィールドを右クリックし、[列の挿入] を選択します。
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[ フィールド名 ] の一覧 で、[超過作業時間] を選択します。
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[ 超過作業時間 ] フィールドで、超過作業時間を入力するリソース割り当てを選択します。
Tab キーを押して、フィールドが表示されていない場合はフィールドに移動します。
リソース割り当てが非表示の場合は、タスクのアウトライン 記号 をクリックして表示します。
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[ 超過作業時間 ] フィールドに、リソース割り当ての超過作業時間の量を入力します。
注: 指定した超過作業時間の量は、常に作業の合計量を表すので、タスクの作業量には加算されません。 超過作業時間は、考慮し、超過作業時間として評価する必要がある合計作業時間の部分を表すだけです。 超過作業時間を入力すると、タスクが 固定期間でない限り、タスクの期間が短縮 タスクの種類場合があります。