Applies ToOutlook on the web for Exchange Server 2016 Outlook on the web for Exchange Server 2019 Outlook Web App

Outlook Web App の [アイテム保持ポリシー] 設定を使用して、メッセージとメールボックス内のフォルダーにポリシーを適用します。 アイテム保持ポリシーは、メッセージが保存される期間を制御します。 アーカイブ ポリシーは、長いメッセージがアーカイブに移される前にメール フォルダーに留まる期間を制御します。

メールボックスを管理するユーザーによって設定されたオプションのアイテム保持ポリシーとアーカイブ ポリシーを追加または削除できる場合があります。 必須のポリシーは削除できません。

注:  アカウントの保持ポリシーとアーカイブ ポリシーの管理はオプションの機能であり、使用できない場合があります。

この記事は、Exchange Server 2013 または 2010 を実行している電子メール サーバーを管理する組織で使用される Outlook Web App 用です。 Microsoft 365、または Exchange Server 2016 または 2019 を使用している場合、メール プログラムは Outlook on the web です。 Outlook on the web に関するヘルプについては、「Outlook on the web に関するヘルプを参照する」を参照してください。

リテンション ポリシーは通常、一定期間をカバーします。 たとえば、次の図では、使用可能なポリシーには 、1 週間の削除 (7 日間)1 か月の削除 (1 か月) が含まれます。 また、1 年削除 (1 年) や 5 年削除 (5 年) などの長期的なポリシーも使用できます。 非常に重要なメッセージまたはフォルダーの場合は、[ 削除しない (なし)] を選択します。

アーカイブ ポリシーの範囲は、 個人用 1 年間のアーカイブへの移動 (1 年) から 個人用 5 年間のアーカイブへの移動 (5 年) までです。 [ 個人用に移動しない] をアーカイブに移動しない ([なし]) を選択することもできます。

注: 組織は、使用できるポリシーを制御します。

アイテム保持ポリシーまたはアーカイブ ポリシーをメッセージまたはフォルダーに割り当てるには、メッセージに移動する必要があります。

  1. Web ブラウザーで、組織のメールを管理する担当者から提供された URL を使用して、Outlook Web App にサインインします。 ユーザー名とパスワードを入力し、[サインイン] を選択します。

  2. フォルダー ウィンドウで、ポリシーを適用するメッセージまたはフォルダーを右クリックして、[ポリシーの割り当て] を選びます。

    スクリーンショットには、[ポリシーの割り当て] オプションが選択されているショートカット メニューが示されており、選択したメール メッセージに適用できるアーカイブ ポリシーとアイテム保持ポリシーが表示されます。

  3. メッセージまたはフォルダーに割り当てるアーカイブまたはアイテム保持ポリシーを選択します。

    ヒント: メッセージがフォルダーと同じポリシーに準拠する場合は、[ 親フォルダー ポリシーを使用する] を選択します。

アイテム保持ポリシーによってメッセージが完全に削除されたり、削除済みアイテム フォルダーに移動されたりすることがあります。 削除 (一時的に回復可能) というアイテム保持ポリシーの説明が表示された場合は、削除済みアイテムの回復を使用してメッセージを回復できます。 アイテムを回復できる期間は、組織の管理者によって管理されます。 既定の期間は 30 日間です。 詳細については、「 Outlook で削除済みアイテムを回復および復元 する」を参照してください。

アイテム保持またはアーカイブ ポリシーによって削除されたアイテムを回復する場合は、ポリシーが関連付けられていないフォルダーに配置するか、回復後にそのアイテムからポリシーを削除する必要があります。 それ以外の場合は、項目が再び削除される可能性があります。

  • 予定表のアイテム保持ポリシーを管理することはできません。

  • 保持ポリシーは、組織の管理者によって、作成および管理されます。

  • 保持ポリシーとアーカイブ ポリシーは、7 日に 1 回処理されます。

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