Office ドキュメント キャッシュは、Microsoft Office アップロード センターによって使用され、サーバーにアップロードしているファイルの状態を確認できます。アップロードの進行状況や、ファイルに注意が必要かどうかを追跡できます。 Office ドキュメント キャッシュの設定を管理するには、Microsoft Office アップロード センターの設定をカスタマイズします。
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Microsoft Office アップロード センターの通知を管理するには、通知を無効にし、アイコンの表示をオフにします。
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Office ドキュメント キャッシュにファイルを保存する最大日数を設定するには、[Office ドキュメント キャッシュにファイルを保存する日数] を必要に応じて調整します。 最大日数より古いファイルは、アップロードを保留する変更がない場合のみキャッシュから削除されます。
注: 最大時間制限の日数を少なく設定すると、格納するファイル数が少なくなり、ハード ディスク ドライブで使用する領域も通常少なくなります。 ファイルをより長く保存すると、キャッシュに保存されているファイル数が多くなり、ファイルを開く動作が向上しますが、使用するハード ディスク ドライブの領域は多くなります。
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サーバーを直接操作する場合や、プライバシーに心配がある場合は、[ファイルを閉じるときに Office ドキュメント キャッシュからファイルを削除する] を選択すると、ファイルを閉じるときにキャッシュからドキュメントが自動的に削除されます。
重要: [ファイルを閉じるときに Office ドキュメント キャッシュからファイルを削除する] 設定を選んだ状態で、アップロードが終了する前にファイルを閉じると、アップロードが終了するまで待機して、ファイルを他の場所に保存するか、または変更を保存せずに閉じるオプションが表示されます。 アップロードが完了していないことを知らせるエラーメッセージが表示される場合もあります。
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[キャッシュ ファイルの削除] をクリックすると、いつでも Office ドキュメント キャッシュを消去できます。
注: [キャッシュ ファイルの削除] をクリックして Office ドキュメント キャッシュを消去するか、[ファイルを閉じるときに Office ドキュメント キャッシュからファイルを削除する] を有効にすると、ドキュメント コンテンツはキャッシュから削除されますが、開かれていたファイルの一覧はキャッシュに保持され、コンピューターに保存されます。
Office RT を使用している場合
上の説明のオフラインの部分は、Office RT には当てはまりません。ただし、回避策があります。
Office RT では、Office ドキュメント キャッシュは、 OneDrive または SharePoint サイトから Office ファイルをダウンロードする際にプロアクティブではありません。 Office アプリケーションで開いたファイル (Word、Excel、PowerPointなど) のみがキャッシュされます。 キャッシュされた Office ファイルにアクセスするには、Office アップロード センターを開き、[更新] ボタンの横にあるドロップダウン リストから [すべてのキャッシュされたファイル] を選択します。 キャッシュ内のファイルの一覧が表示され、オフライン中でもダブルクリックして開くことができます。
最後にファイルを編集した Office アプリケーションを開いて、[最近使用したファイル] の一覧でファイルを選択することもできます。 この場合も、オンラインでもオフラインでもファイルを開くことができます。
注: ファイルは既定で 15 日間キャッシュに保持されます。 15 日間開かなかったファイルは期限切れになります。 ただし、OneDrive や SharePoint サイトには残っているため、ファイルが失われることはありません。 ファイルを 15 日間より長くキャッシュに保持する必要がある場合は、アップロード センターの設定ページでファイルの保持期間を最長 30 日間まで延長することができます。
これらの設定を調節する方法や Microsoft Office アップロード センターの詳細については、「Microsoft Office アップロード センター」を参照してください。