Microsoft 3D Maps for Excel は、新しい方法で情報を見ることができる 3 次元 (3D) データ視覚化ツールです。 3D マップを使用すると、従来の 2 次元 (2D) テーブルやグラフでは見られない可能性がある分析情報を検出できます。
3D マップを使用すると、3D 地球儀またはカスタム マップに地理データとテンポラル データをプロットし、時間の経過と共に表示し、他のユーザーと共有できるビジュアル ツアーを作成できます。 3D Maps を使用して次の操作を実行できます。
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データのマップ 100 万行を超えるデータを、Excel テーブルまたは Excel のデータ モデルから 3D 形式で Microsoft Bing マップに視覚的にプロットします。
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分析情報の検出 地理的空間でデータを表示し、時間の経過に伴うタイムスタンプ付きデータの変化を確認することで、新しい理解を深めます。
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ストーリーを共有する スクリーンショットをキャプチャし、映画のガイド付きビデオツアーを作成すると、これまでと同じように幅広く魅力的な視聴者を共有できます。 ツアーをビデオにエクスポートし、そのように共有することもできます。
[ツアー] グループの [3D マップ] ボタンが、[Excel] リボンの [挿入] タブの [グラフ] グループの横に表示されます。
最初の 3D マップを作成する
テーブル書式またはデータ モデル内に地理的プロパティが含まれる Excel データ (たとえば、都市、群、都道府県、郵便番号、国/地域、経度と緯度が含まれる行と列) がある場合、すぐに作成を開始できます。 この方法を次に紹介します。
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Excel で、3D Maps で調べるテーブルまたはデータ モデル データが含まれるブックを開きます。
独自のデータの使用方法については、「3D Maps のデータを準備する」を参照してください。
まだ調査するデータがない場合は、 サンプル データセットの 1 つをダウンロードしてみてください。
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テーブル内のセルをクリックします。
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[挿入]、[3D Maps] の順にクリックします。
([3D Maps] を初めてクリックしたときには、3D Maps が自動的に起動します)。
3D Maps は、Bing を使用し、地理的なプロパティを基にしてデータをジオコード化します。 数秒後に、[レイヤー ウィンドウ] の最初の画面の横に地球儀が表示されます。
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[レイヤー ウィンドウ] で、フィールドが正しくマッピングされていることを確認し、正しくマッピングされていないフィールドのドロップダウン矢印をクリックして、正しい地理的プロパティに対応させます。
たとえば、ドロップダウン ボックスで [Seattle] が [都市] として認識されていることを確認します。
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3D Maps がデータをプロットすると、地球儀上にドットが表示されます。
3D Maps でサンプル データセットを調べる
サンプル データセットは 3D Maps を試すのに最適です。 使い始めるために必要な地理空間エントリが既に含まれている次のいずれかのブックをダウンロードするだけです。