データ ラベルによって、データ系列またはその個々のデータ ポイントに関する詳細情報が表示されるので、グラフが理解しやすくなります。 たとえば、以下の円グラフでは、データ ラベルがない場合、コーヒーが全体の売上の 38% を占めていたと判断するのが難しいでしょう。 ラベルを書式設定して、パーセンテージ、系列名、カテゴリ名などの特定のラベル要素を表示できます。
データ ラベルには多くの書式設定オプションがあります。 引き出し線を使ってラベルを接続したり、ラベルの図形を変更したり、データ ラベルのサイズを変更したりすることができます。 これらすべては [データ ラベルの書式設定] 作業ウィンドウで行われます。 作業ウィンドウを使うには、データ ラベルを追加した後、書式を設定するデータ ラベルを選び、[グラフ要素] 、[データ ラベル]、[その他のオプション] の順にクリックします。
適切な領域に移動するには、以下に示す 4 つのアイコン ([線と塗りつぶし]、[効果]、[サイズとプロパティ] (Outlook または Word では [レイアウトとプロパティ])、または [ラベル オプション]) のいずれかをクリックします。
ヒント: データ ラベルが 1 つだけ選ばれていることを確認し、続いて、連続する他のデータ要素にデータ ラベルのカスタム書式設定をすばやく適用するために、[ラベル オプション]、[データ ラベルの系列]、[現在のラベルの複製を作成] の順にクリックします。
以下は実行できる操作のうち、最もよく実行されるいくつかの操作のステップ バイ ステップの手順です。 データ ラベルのタイトルの詳細については、「グラフのタイトルまたはデータ ラベルを編集する」を参照してください。
データ ラベルとそれに関連するデータ要素を結ぶ線は、引き出し線と呼ばれ、データ要素から離れた位置にデータ ラベルを配置した場合に便利です。 グラフに引き出し線を追加するには、ラベルをクリックし、4 方向矢印が表示されたらドラッグします。 データ ラベルを移動すると、引き出し線が自動的に調整され、ラベルに従って移動します。 以前のバージョンでは、円グラフのみがこの機能を持っていました。データ ラベルを含むすべてのグラフの種類にこの機能が含まれるようになりました。
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変更する接続線をクリックします。
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[線と塗りつぶし]、[線] の順にクリックし、お好みの変更を加えます。
データ ラベルの境界線の色を変更して強調するなど、さまざまな方法でデータ ラベルの外観を変更できます。
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境界線を変更するデータ ラベルをクリックします。 1 つのデータ ラベルのみ境界線を変更するには、2 回クリックします。
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[線と塗りつぶし]、[境界線] の順にクリックし、必要に応じて変更します。
ヒント: 効果を追加することで、ラベルが実際に飛び出すようにすることができます。 [効果] をクリックし、目的の効果を選びます。 ただし、あまり極端に効果を追加しすぎないように注意してください。
データ ラベルを任意の形に変更し、グラフをカスタマイズできます。
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変更するデータ ラベルを右クリックし、[データ ラベル図形の変更] をクリックします。
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お好みの形を選びます。
データ ラベルをクリックし、お好みのサイズにドラッグします。
ヒント: [サイズとプロパティ] (Outlook または Word では [レイアウトとプロパティ]) では、他のサイズ (Excel および PowerPoint) や配置のオプションを設定できます。 データ ラベルをダブルクリックし、[サイズとプロパティ] をクリックします。
系列名やカテゴリ名などの組み込みのグラフ フィールドをデータ ラベルに追加できます。 さらに強力な機能としては、説明テキストまたは計算された値を持つセル参照を追加する機能があります。
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データ ラベルをクリックし、右クリックして、[データ ラベル フィールドの挿入] をクリックします。
データ系列全体を選んでいる場合、このコマンドは表示されません。 選んでいるデータ ラベルが 1 つだけであることを確認します。
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データ ラベルに追加するフィールドをクリックします。
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セル参照にデータ ラベルをリンクするには、[[セル] セルの選択] をクリックし、セル参照を入力します。
ヒント: カスタム テキストから組み込みのデータ ラベルに戻すには、[ラベル オプション] の [ラベル テキストのリセット] をクリックします。
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データ ラベルを書式設定するには、グラフを選択し、[グラフのデザイン] タブで [グラフ要素を追加]、[データ ラベル]、[その他のデータ ラベル オプション] の順にクリックします。
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[ラベル オプション] をクリックし、[ラベルの内容] から目的のオプションを選びます。 データ ラベルを読みやすくするために、それらをデータ ポイントの内部、またはグラフの外部に移動できます。