2019 年 4 月 10 日 - KB4493458 (セキュリティのみの更新プログラム)
Applies To
Windows Server 2008 Service Pack 2リリース日:
2019/04/09
バージョン:
Security-only update
機能追加および修正
このセキュリティ更新プログラムでは、品質が強化されました。 主要な変更点としては、次のようなものがあります。
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NETDOM.EXE の実行に失敗し、画面に “コマンドが正常に終了しませんでした。” というエラーが表示される問題を修正します。
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PatBlt API を使用して埋め込みオブジェクトを Windows メタファイル (WMF) に配置すると、複合ドキュメント (OLE) サーバー アプリケーションで、埋め込みオブジェクトが正しく表示されないことがあります。
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Windows ストレージおよびファイルシステム、Windows Server、Microsoft Graphics コンポーネント、Windows Input および Composition、Windows Datacenter Networking、Windows カーネル、Windows MSXML、および Microsoft Jet データベース エンジンを対象としたセキュリティ更新プログラム。
解決したセキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。
この更新プログラムの既知の問題
現象 |
回避策 |
この更新プログラムをインストールすると、Kerberos チケットの有効期限が切れた後に (既定では 10 時間) 制約なし委任を必要とするサービスの認証に失敗するとお客様から報告を受けることがあります。 たとえば、SQL Server のサービスが失敗します。 |
この問題は KB4499180 で解決されています。 |
マイクロソフトと Sophos は、Sophos Central または Sophos Enterprise Console (SEC) で管理されている Sophos Endpoint Protection がインストールされているデバイスにこの更新プログラムをインストールした後、再起動時にシステムが応答しなくなることがある問題を特定しました。 |
この問題は解決されました。 マイクロソフトは、影響を受けるすべての Windows 更新プログラムの一時的なブロックを解除しました。 Sophos Endpoint および Sophos Enterprise Console ユーザー向けのガイダンスについては、Sophos のサポート記事 (英語情報) を参照してください。 |
マイクロソフトと Avira は、Avira ウイルス対策ソフトウェアがインストールされているデバイスにこの更新プログラムをインストールした後、再起動時にシステムが応答しなくなることがある問題を特定しました。 |
この問題は解決されました。 マイクロソフトは、影響を受けるすべての Windows 更新プログラムの一時的なブロックを解除しました。 Avira はこの問題を解決する自動更新プログラムをリリースしています。 Avira ユーザー向けのガイダンスについては、Avira のサポート記事 (英語情報) を参照してください。 |
この更新プログラムの入手方法
この更新プログラムをインストールする前に
マイクロソフトは、最新のロールアップをインストールする前に、お使いのオペレーティング システム用の最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) をインストールすることを強くお勧めします。 ロールアップをインストールし、マイクロソフトのセキュリティ修正プログラムを適用するときに発生する可能性がある問題を緩和するために、SSU によって更新プログラム プロセスの信頼性を向上します。
Windows Update を使用している場合は、最新の SSU (KB4493730) が自動的に提供されます。最新の SSU のスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログにアクセスしてください。
この更新プログラムのインストール
この更新プログラムは、WSUS を介してインストールできるようになりました。 この更新プログラムのスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログ Web サイトに移動してください。
ファイル情報
この更新プログラムで提供されるファイルの一覧については、更新プログラム 4493458 のファイル情報をダウンロードしてください。