指定した数値の符号をバリアント型 (内部処理形式 Integer の Variant) で返します。
構文
Sgn ( number )
必要な 数値引数 は、任意の有効な 数値式にすることができます。
戻り値
引数 number |
Sgn が返す |
0 より大 |
1 |
0 と等しい |
0 |
0 より小 |
-1 |
解説
number 引数の符号によって、Sgn 関数の戻り値が決まります。
クエリの例
式 |
結果 |
SELECT Unitprice,sgn(unitprice) AS PriceSign,Discount,sgn(Discount) as DiscountSign FROM productSales; |
PriceSign 列と DiscountSign 列のそれぞれの記号 (正の場合は 1、負の場合は -1、ゼロ値の場合は 0) の "unitprice" と "Discount" を返します。 |
VBA の例
注: 次の例は、Visual Basic for Applications (VBA) モジュールでのこの関数の使用方法を示しています。 VBA の使用方法の詳細については、[検索] の横にあるドロップダウン リストで [開発者用リファレンス] を選び、検索ボックスに検索する用語を入力します。
この例では 、Sgn 関数を使用して数値の符号を決定します。
Dim MyVar1, MyVar2, MyVar3, MySign
MyVar1 = 12: MyVar2 = -2.4: MyVar3 = 0 MySign = Sgn(MyVar1) ' Returns 1. MySign = Sgn(MyVar2) ' Returns -1. MySign = Sgn(MyVar3) ' Returns 0.