WBS フィールドには、プロジェクトの階層構造内で関連するタスクの位置を表すために使用できる英数字コードである WBS (WBS) コードが含まれています。 WBS コードはアウトライン番号に似ていますが、WBS コードを編集したり、特定の WBS 形式またはマスクを適用したりできる点が異なります。 WBS コードも一意です。タスクごとに 1 つの WBS コードのみを持つことができます。
[WBS] フィールドには複数のカテゴリがあります。
データ型 テキスト
[WBS 番号] (タスク フィールド)
入力の種類 計算または入力
計算方法 既定の WBS 番号は、タスクのアウトライン番号です。 独自のカスタム WBS コードの書式を入力または定義できます。 WBS コードを入力すると、いつでも変更できます。 WBS コードをクリアすると、フィールド値はアウトライン番号に戻ります。 WBS コード形式 (マスク) を定義すると、タスクのアウトライン レベルと WBS コード マスクに対応する値が WBS フィールドに入力されます。 定義した WBS コード マスクと一致する WBS コードのみを入力できます。
使用のポイント WBS フィールドの使用は、会社がプロジェクト管理に特定の WBS コード システムを使用している場合に最も役立ちます。 タスクの WBS コードを表示、入力、または変更する場合は、WBS フィールドを タスク ビュー に追加します。
使用例 部署が使用する WBS コード マスクを使用してプロジェクトを設定しており、すべてのタスクで WBS コードを参照するレポートを実際に表示および印刷する必要があります。 WBS フィールドをタスク シート ビューに追加します。
解説 WBS コード マスクを設定するには、[プロジェクト] メニューの [WBS] をポイントし、[コードの定義] をクリックします。 [WBS 番号の定義] ダイアログ ボックスを使用して、さまざまなレベルのコード マスクを設定して、該当のプレフィックスを WBS 番号に入力します。
[WBS 番号] (割り当てフィールド)
エントリの種類 計算結果
計算方法 Microsoft Office Project によって、関連タスクの WBS 番号に基づいて割り当ての WBS 番号が割り当てられます。 既定の WBS 番号は、タスクのアウトライン番号です。
使用のポイント タスクの割り当てに関連付けられている WBS コードを表示する場合は、[WBS 割り当て] フィールドを [タスク配分状況] ビューまたは [リソース配分状況] ビューに追加します。 これは、タスクを数値で識別するのにも役立ちます。
使用例 割り当ての進捗状況をレポートする場合は、タスク名ではなく WBS コードを使用する必要があります。 [WBS] フィールドを [リソース配分状況] ビューに追加します。