[達成率] フィールドには、タスクの現在の進捗状況 (完了済みのタスク期間の割合) がパーセント表示で示されます。 達成率を入力するか、プロジェクトで 実際の日数 期間に基づいて計算することができます。
[達成率] フィールドは、いくつかのカテゴリに分類されます。
データ型 パーセンテージ
[達成率] (タスク フィールド)
入力の種類 計算または入力
計算方法 タスクを最初に作成したとき、達成率は 0% です。 実績期間、残存期間、または実績作業時間 (これに基づいて、実績期間が計算されます) を入力すると、達成率は次の計算式で算出されます。
達成率 = (実績期間/期間) * 100
実績開始日を入力していない場合、[達成率] フィールドに 0 より大きい値が設定されていると、[実績開始日] フィールドに現行の開始日が表示されます。 [達成率] フィールドに「100」を入力すると、[実績終了日] フィールドに現行の終了日が表示されます。
[達成率] フィールドに数値を入力すると、実績期間と残存期間が自動的に計算されます。 同様に、[実績期間] または [残存期間] フィールドに数値を入力すると、残りのフィールドの数値が自動的に再計算されます。
使用のポイント タスクの達成率を表示、フィルターで抽出、または編集する場合は、タスク シートに [達成率] フィールドを挿入します。
使用例 「企画書作成」のタスクに、10 日間の期間が予定されているとします。 割り当てられたリソースは、5 日間の作業を行いました。 タスクの達成率として 50% が自動的に計算されます。
また、「クライアントとの会議」のタスクに 3 日間の期間を見積もります。 割り当てられたリソースから、そのタスクが完了したと報告がありました。 [達成率] フィールドに、「100」を入力します。 [実績期間] フィールドは 3 日に変わり、[実績終了日] フィールドは現行の終了日に変わります。
解説 既定では、タスクの達成率の値を変更すると、実績作業時間の値も変更されます。 同様に、実績作業時間を変更すると、タスクの達成率も変更されます。 この既定値を変更し、[ プロジェクト オプション] ダイアログ ボックスで互いに独立して、達成率と実績作業時間を設定できます。
状況報告日までの期間、またはこれまでのタスクの実績期間の終了までの期間について、合計達成率の変更を制御できます。 [ プロジェクト オプション] ダイアログ ボックスでこれを行うことができます。
完了率を入力すると、Project は現在の状態の日付を中心に実績作業時間と残存作業時間を調整する場合があります。 つまり、状況報告日後の完了済み作業や過去に残っている残存作業の再スケジュールが行われないように設定できます。 この操作は 、[プロジェクト オプション] ダイアログ ボックスでも行います。
[ プロジェクト情報 ] ダイアログ ボックスで、状態の日付を今日の日付以外の日付に設定できます。
達成率は、現在までに完了したタスクの期間の割合を示します。 それに対し、作業時間の達成率は、現在までにそのタスクに費やした作業時間の割合を示します。
[達成率] (タイムスケール領域のタスク フィールド)
入力の種類 計算または入力
計算方法 タスクを最初に作成したとき、タイムスケール領域に表示される達成率は 0% です。 実績期間、残存期間、または実績作業時間 (これに基づいて、実績期間が計算されます) を入力すると、達成率は次の計算式で算出されます。
達成率 = (実績期間/期間) * 100
このタスクの達成率の合計が、現在までに完了したタスクの期間にわたって時間経過に沿って配分されます。
使用のポイント 一定期間におけるタスクの達成率を表示または編集する場合は、[タスク配分状況] ビューの時間配分に [達成率] フィールドを挿入します。 タスク全体に対する達成率は、[タスク配分状況] ビューやその他のタスク シート ビューの、タイムスケール領域の [達成率] フィールドに表示されます。
使用例 「企画書作成」のタスクに、10 日間の期間が予定されているとします。 割り当てられたリソースは、5 日間の作業を行いました。 [タスク配分状況] ビューのタイムスケール領域に [達成率] フィールドを追加すると、このタスクでは、5 日間ごとに合計 50% のセルに 10% が表示されます。 "クライアント会議の実施" タスクの期間は 2 日間と見積もっていました。 割り当てられたリソースから、そのタスクが完了したと報告がありました。 [タスク配分状況] ビューのタイムスケール領域の [達成率] フィールドに、2 つのセルのそれぞれに 「50 」と入力します。
解説 状況報告日までの期間、またはこれまでのタスクの実績期間の終了までの期間について、合計達成率の編集を制御できます。 [ プロジェクト オプション] ダイアログ ボックスでこれを行うことができます。
完了率を入力すると、Project は現在の状態の日付を中心に実績作業時間と残存作業時間を調整する場合があります。 つまり、状況報告日後の完了済み作業や過去に残っている残存作業の再スケジュールが行われないように設定できます。 この操作は 、[プロジェクト オプション] ダイアログ ボックスでも行います。
[ プロジェクト情報 ] ダイアログ ボックスで、状態の日付を今日の日付以外の日付に設定できます。