[残りの超過コスト] フィールドには、タスク、リソース、または割り当ての残りのスケジュールされた超過コストが表示されます。
[残存超過コスト] フィールドにはいくつかのカテゴリがあります。
データ型 通貨
[残存超過コスト] (タスク フィールド)
エントリの種類 計算結果
計算方法 最初にタスクを作成するとき、[残業コスト] フィールドは [超過コスト] フィールドの内容と同じです。 リソースがタスクの作業を開始し、実際の超過作業時間を報告すると、Microsoft Office Project はタスクに割り当てられているすべてのリソースの残りの超過作業時間を計算します。 タスクの残りの超過コストは、割り当てられたすべてのリソースの残りの超過コストの合計です。
使用のポイント タスク シートに [残りの超過コスト] フィールドを追加して、タスクの超過時間に費やされる金額を確認します。
使用例 1 時間あたり $30 の超過率を持つ 2 つのリソースに対して 10 時間の超過時間が必要です。 タスクの開始時に残りの超過時間は $300 です。 リソースが実績超過時間の 2 時間 ($60) を報告すると、残りの超過作業時間は 8 時間で、残りの超過コストは $240 になります。
解説 残りの超過コストの計算は、リソースの [超過単価] フィールドと、タスクのリソースに割り当てられた超過作業時間の量に基づきます。
[残存超過コスト] (リソース フィールド)
エントリの種類 計算結果
計算方法 リソースを最初に追加する場合、[残業コスト] フィールドは [超過コスト] フィールドの内容と同じです。 リソースが割り当てられたタスクの作業を開始し、実際の超過作業時間を報告すると、残りの超過作業時間が計算され、残りの超過コストが次のように計算されます。
残存超過コスト = 残存超過作業時間 * 超過率
使用のポイント リソース シートに [残りの超過コスト] フィールドを追加して、リソースの超過時間に費やされる金額を確認します。
使用例 超過率が 1 時間あたり 30 ドルのリソースのコストを追跡しています。 プロジェクトの期間を通じてさまざまなタスクにリソースを割り当て、40 時間の超過作業時間をスケジュールします。 リソースが実績超過作業時間のレポートを開始する前に、リソースに割り当てられているすべてのタスクの残りの超過コストは $1,200 です。 その後、リソースは、1 つのタスクで 6 時間の超過作業時間を報告し、別のタスクで 4 時間の超過作業時間を実際の超過作業時間の 10 時間、または実際の超過コストの $300 を報告します。 残りの超過コストは$1,200 から $900 に変わります。
解説 残りの超過コストの計算は、リソースの [超過単価] フィールドと、リソースに割り当てられた超過作業時間の量に基づきます。
[残存超過コスト] (割り当てフィールド)
エントリの種類 計算結果
計算方法 割り当てが最初に行われると、[残存超過コスト] フィールドは [超過コスト] フィールドの内容と同じです。 リソースがタスクの作業を開始し、実績超過作業時間を報告すると、Microsoft Office Project は残りの超過作業時間を計算し、残りの超過コストを次のように計算します。
残存超過コスト = 残存超過作業時間 * 超過率
使用のポイント [タスク配分状況] ビューまたは [リソース配分状況] ビューのシート部分に [残存超過コスト] フィールドを追加して、割り当ての超過時間に費やされていない金額を確認します。
使用例 割り当てには、1 時間あたり 30 ドルのリソースに対して 10 時間の超過時間が必要です。 割り当ての開始時に残りの超過時間は $300 です。 リソースが実績超過時間の 2 時間 ($60) を報告すると、残りの超過作業時間は 8 時間で、残りの超過コストは $240 になります。
解説 残りの超過コストの計算は、リソースの [超過単価] フィールドと、タスクのリソースに割り当てられた超過作業時間の量に基づきます。