データ型 整数リスト
エントリの種類 計算結果
説明 [WBS 先行タスク] フィールドには、タスクが開始または終了する前に、タスクが依存する 先行処理 タスクに関連付けられている作業分解構造 (WBS) コードが一覧表示されます。 各先行タスクは、特定の種類のタスク依存関係と、 リード タイム または ラグ タイム (時間差)によってタスクにリンクされます。
使用のポイント タスク先行タスクの一覧を表示する場合は、[WBS 先行タスク] フィールドをタスク シートに追加します。 また、WBS 先行タスクによる並べ替え、グループ化、またはフィルター処理の場合は、[WBS 先行タスク] フィールドも使用します。 各先行タスクは WBS コードで表され、その後に リンクの種類 とリードまたはラグ タイムが続く場合があります。 先行タスクのリンクの種類は、FS (finish-to-start)、FF (finish-to-finish)、SS (start-to-start)、SF (start-to-finish) です。 リード タイムは負の数値で表され、ラグ タイムは正の数値で表されます。
使用例 プロジェクトでカスタム WBS コード構造を使用し、プロジェクト内のタスクの先行タスクを確認して、スケジュールを分析および調整する必要があります。 [WBS 先行タスク] フィールドをタスク シート ビューに追加します。 "提案書き込み" タスクの場合、[WBS 先行タスク] フィールドには"B.15.c[FS+3 日]" というエントリが含まれます。 つまり、B.15.c の WBS コードを持つタスクは、このタスクの先行タスクであり、完了から開始までの依存関係と 3 日間のラグ タイムが設定されています。 このタスクを開始するには、タスク B.15.c が完了してから 3 日後に待機する必要があります。
解説 [ タスクのリンク] コマンドを使用すると、選択したタスクを、完了から開始までの依存関係とゼロ ラグ タイムでリンクできます。 また、ガント チャートまたはネットワーク ダイアグラム ビューのグラフ部分で、あるタスクから別のタスクにドラッグしてタスクをリンクすることもできます。 [ タスク情報 ] ダイアログ ボックスで、他の依存関係の種類と必要なタスクに遅延を設定できます。
複数の先行タスクがある場合、これらはすべて一覧表示され、コンマやセミコロンなどの 区切り文字で区切られます。
先行タスクに WBS コードがない場合、フィールドは空白になります。
先行タスクが別のプロジェクトのタスクの場合、[WBS 先行タスク] フィールドには、タスクの完全なパス名と WBS コードが含まれます。