[基準計画 0 見積もり期間] から [基準計画 10 見積もり期間] のフィールドには、タスクを完了するために予定されているおおよその期間が表示されます。 基準計画を設定すると、Microsoft Project はタスクのスケジュールされた期間の値をコピーし、それを [基準見積もり期間] フィールド ([基準計画 1 見積もり期間] から [基準計画 10 見積もり期間] までの [基準見積もり期間]) に格納します。 これは、タスクが手動でスケジュールされる場合でも自動的にスケジュールされる場合でも適用されます。 手動スケジュール タスクの場合、これらの値は [基準期間] フィールドに格納されているものによって異なる場合があります。 自動スケジュール タスクの場合、[基準期間] フィールドの値と [基準見積もり期間] フィールドの値は、まったく同じです。
データ型 期間
エントリの種類 計算済みまたは入力済み
計算方法 基準計画を設定すると、タスクの [スケジュールされた期間] フィールドの値が、対応する [基準計画推定期間] フィールドにコピーされます。 使用される [基準計画推定期間] フィールド ([基準計画推定期間]、[基準計画 1 推定期間] など) は、保存されたベースライン (基準計画 1 など) に対応します。
使用のポイント 少なくとも 1 つの基準計画を設定し、ベースライン推定期間をスケジュールされた期間または実際の期間と比較する場合は、1 つ以上の [基準計画推定期間] フィールドをタスク ビューに追加します。 また、複数の基準計画を使用して、プロジェクト内の異なるポイントで設定されたベースライン期間を比較することもできます。
使用例 プロジェクトには、手動でスケジュールされたタスクと自動的にスケジュールされたタスクが混在しており、手動でスケジュールされたタスクの一部には、不完全なスケジュール情報が残っています。 3 か月前にプロジェクトの基準計画を設定し、手動でスケジュールされたタスクで入力した期間とは無関係に、ベースライン推定期間を比較する必要があります。 また、これらのベースラインを実際または現在の期間と比較することもできます。 [基準計画の推定期間] フィールドと [実績期間] フィールドをタスク シート ビューに追加して、進捗状況を最新の状態に分析します。
解説 基準計画はプロジェクト期間中いつでも設定できます。 基準計画を設定するには、[プロジェクト] タブの [スケジュール] グループで [基準計画の設定] をクリックします。 ダイアログ ボックスで、[基準計画の設定] をクリックします。 目的の基準計画を選択します ([基準計画 1 見積もり期間] から [基準計画 10 見積もり期間])。 基準計画を設定すると、タスクに現在スケジュールされているすべてのフィールドが対応する基準計画のフィールドにコピーされます。