[プレースホルダー] タスクは、スケジュールするのに十分な情報のない、手動でスケジュールされたタスクです。 有効な開始日または終了日および有効な期間を指定せずに、手動でスケジュールされたタスクを入力すると、そのタスクはプレースホルダー タスク モードになります。
データ型 はい/いいえ
エントリの種類 計算結果
計算方法 手動スケジュール タスクの開始日、終了日、期間の少なくとも 2 つのフィールドに十分な情報がない場合、Project によってそのタスク モードが [プレースホルダー] に設定されます。
使用のポイント 手動でスケジュールされたタスクを使用すると、開始日または終了日やタスク期間に関する情報が不十分な場合でも、タスクを入力できます。 この方法でプレースホルダー タスクを入力すると、タスクの存在を把握し、プロジェクトに追加したいが、スケジュールの詳細がまだない場合に役立ちます。
スケジュール情報が不十分 (開始日、終了日、または期間の情報がない) な手動スケジュール タスクを確認する場合には、[プレースホルダー] フィールドをガント チャート ビューなどのタスク シートに追加します。 フィールドを並べ替え、グループ化、またはフィルター処理して、すべてのプレースホルダー タスクをまとめて表示します。
また、すべてのタスク シートで既定で表示される、[タスク モード] フィールドの [プレースホルダー] でスキャン、並べ替え、グループ化、またはフィルター処理することもできます。
使用例 Project の計画で、関係者からの日付情報と割り当てられたリソースからの期間情報を待っている手動でスケジュールされたタスクがいくつかあるとします。 これらのフィールドには、"TBD" を入力しています。 スケジュール情報が不完全なため、Project ではこれらのタスクがプレースホルダーとして指定されています。 必要な情報をフォロー アップできるように、すべてのプレースホルダー タスクを表示したいとします。 この場合、ガント チャート ビューのテーブル部分に [プレースホルダー] フィールドを追加して、[プレースホルダー] フィールドを並べ替えて、"Yes" の値を持つすべてのタスクをまとめて表示します。
解説 Project では、プレースホルダー タスクの [タスク モード] フィールドに [プレースホルダー] アイコンが表示されます。 [タスク モード] フィールドには [プレースホルダー] アイコンが表示されますが、タスク モードとして [プレースホルダー] を選択することはできません。これは、スケジュール情報が不十分な手動でスケジュールされたタスクに対して自動的に行われるためです。 プレースホルダー タスクに認識可能な開始日または終了日が含まれている場合、ガント チャートのグラフ部分には、ブックエンドのような日付の終了マークが表示されます。
プレースホルダー タスクに期間のみが含まれている場合、ガント チャート ビューには、タスクの最も近いサマリー タスクの開始日から引かれた明るい色のプレースホルダーのガント バーが表示されます。 3 つのフィールドうちの 2 つに有効なデータが含まれている場合、Project によってタスクがプレースホルダーから手動スケジュール タスクに変更されます。