データ型の不一致に関するメッセージが表示される
Applies ToAccess for Microsoft 365 Access 2024 Access 2021 Access 2019 Access 2016

このエラーは、Access で入力値とデータ型が一致しないことを示します。 たとえば、Access で数値が必要なときにテキスト文字列を入力すると、データ型の不一致エラーが表示されます。

このメッセージをトラブルシューティングするには、次の操作を試してください。

  • テーブルのフィールドの既定値を変更し、その後、新しいレコードを入力しようとしてデータ型の不一致に関するメッセージが表示された場合、デザイン ビューでテーブルを開き、フィールドの既定値に使用する式でフィールドと同じデータ型が評価されることを確認します。 たとえば、フィールドに数値データ型がある場合、既定値の式を引用句で囲みません (たとえば、"1" は数値ではなくテキストとして評価されます)。

  • 列の抽出条件が、列の基になるフィールドのデータ型と一致することを確認します。 数値または日付/時刻フィールドに文字列条件を指定すると、このエラーが表示されます。

    例として、"50" または "12/13/12" という抽出条件を入力すると、Access では引用符内の値を数値ではなく文字列として解釈するため、エラー メッセージが返されます。 引用符は必ず削除してください。 抽出条件フィールドに有効な日付を入力すると、日付の前後に # が表示され、#12/13/12# のようになるため、わかります。

データ型が競合する原因になるその他の状況には、次のようなものがあります。

  • ルックアップ フィールドに抽出条件を指定していて、関連付けられている外部キーの値 (ID など) の代わりにルックアップ リストに表示されている値 (名前など) 使用している場合。 外部キーの値は、実際に基になるテーブルに保存されている値であるため、フィールドに抽出条件を指定するときには、外部キーの値を使用する必要があります。

  • 通貨フィールドに指定した抽出条件にドル記号 ($) を入力した場合。 ドル記号を削除して、結果を確認します。

    入力した数値の抽出条件が数字でない場合は、引用符で囲まれるためわかります。 $ 記号を入力すると、入力した文字列が自動的に引用符で囲まれます。

  • クエリ内の結合フィールドにある各組み合わせのデータ型が同じであることを確認します。 同じでない場合、結合フィールドのいずれかのデータ型をその他のデータ型と一致するように変更すれば、不一致エラーは表示されません。

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