Windows セキュリティの [ランサムウェア保護] ページには、ランサムウェアからの保護と、攻撃を受けた場合の回復の両方の設定があります。
コントロールされたフォルダー アクセス
フォルダーアクセスの制御は、信頼されたアプリのみがアクセスできる特定のフォルダーを指定します。 これにより、ランサムウェアなどのマルウェアによってフォルダーの内容が変更または暗号化されるのを防ぐことができます。
トグルを使用してオンにすることで、制御されたフォルダー アクセスを有効にします。 既定では、Windows システム フォルダーなどのキー フォルダー、既定のドキュメントや画像フォルダーなど、自動的に保護されます。
保護されたフォルダーを追加するには:
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[スタート] を選択し、[設定] > [更新とセキュリティ] > [Windows セキュリティ] > [ウイルスと脅威の防止] の順に選択します。
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[ウイルスと脅威の防止の設定] で、[設定の管理] を選択します。
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[フォルダー アクセスの制御] で、[フォルダー アクセスの制御を管理する] を選択します。
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[フォルダー アクセスの制御] で、[保護されているフォルダー] を選択します。
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[保護されたフォルダーを追加する] を選択し、画面の指示に従ってフォルダーを追加します。
信頼できる一覧に追加のアプリを追加するには、[フォルダー アクセスの制御] で [アプリを許可 する] を選択し、[ 許可されたアプリを追加する] を選択します。
注意: ここで追加するアプリについて注意してください。追加されたアプリは保護されたフォルダー内のファイルにアクセスでき、そのアプリが侵害された場合、それらのフォルダー内のデータが危険にさらされる可能性があります。
さらに、使い慣れたアプリを使用しようとしたときに アプリがブロックされている メッセージが表示された場合は、アプリのブロックを解除するだけです。 操作手順を次に示します。
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ブロックされたアプリのパスを書き留めます。
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メッセージを選択した後、[許可されたアプリを追加する] を選択します。
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アクセスを許可するプログラムを参照します。
注: ファイルをフォルダーに保存しようとしたときに、フォルダーがブロックされているというメッセージが表示される場合は、その場所に保存できないようにアプリがブロックされています。 この場合は、デバイスの別の場所にファイルを保存してください。 前述の手順を使用してアプリのブロックを解除した後、目的の場所にファイルを保存します。
フォルダー アクセスの制御の詳細については、「フォルダー アクセスを制御して重要なフォルダーを保護する」を参照してください。