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ここでは、Microsoft Excel の WEIBULL.DIST 関数の書式および使用法について説明します。

ワイブル分布の値を返します。 この分布は、機械が故障するまでの平均時間のような信頼性の分析に使用されます。

書式

WEIBULL.DIST(x,α,β,関数形式)

WEIBULL.DIST 関数の書式には、次の引数があります。

  • X     必ず指定します。 関数に代入する値を指定します。

  • α     必ず指定します。 分布に対するパラメーターを指定します。

  • β     必ず指定します。 分布に対するパラメーターを指定します。

  • 関数形式     必ず指定します。 関数の形式を指定します。

解説

  • x、α、βに数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。

  • x < 0 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。

  • α ≤ 0 または β ≤ 0 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。

  • ワイブル累積分布関数の数式は次のように定義されます。

    数式

  • ワイブル確率密度関数の数式は次のように定義されます。

    数式

  • α = 1 の場合、指数分布関数の値は次の式で計算されます。

    数式

使用例

次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。

データ

説明

105

関数に代入する値

20

分布のαパラメーター

100

分布の β パラメーター

数式

説明 (計算結果)

計算結果

=WEIBULL.DIST(A2,A3,A4,TRUE)

上の値に対応するワイブル累積分布関数の値を求めます (0.929581)

0.929581

=WEIBULL.DIST(A2,A3,A4,FALSE)

上の値に対応するワイブル確率密度関数の値を求めます (0.035589)

0.035589

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