ここでは、Microsoft Excel の T.INV 関数の書式および使用法について説明します。
スチューデントの t 分布の左側逆関数の値を返します。
書式
T.INV(確率,自由度)
T.INV 関数の書式には、次の引数があります。
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確率 必ず指定します。 スチューデントの t 分布に従う確率を指定します。
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自由度 必ず指定します。 分布の自由度を指定します。
解説
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引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
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確率 <= 0、または確率 >1 である場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
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自由度に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
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自由度 < 1 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 |
説明 |
結果 |
=T.INV(0.75,2) |
確率を 75%、自由度を 2 としたスチューデントの t 分布の左側逆関数の値を求めます。 |
0.8164966 |