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級数法 (Sum-of-Year's Digits Method) を使用して、特定の期における減価償却費を返します。

書式

SYD(取得価額,残存価額,耐用年数,)

取得価額    資産を購入した時点での価格を指定します。

残存価額    耐用年数が終了した時点での資産の価格を指定します。

耐用年数    資産を使用できる年数、つまり償却の対象となる資産の寿命年数を指定します。

     減価償却費を求める期を指定します。期は耐用年数と同じ単位で指定する必要があります。

解説

SYD 関数は、次の数式で計算します。

数式

使用例

取得価額

残存価額

耐用年数

数式

説明 (結果)

30000

7500

10

=SYD([取得価額],[残存価額],[耐用年数],1)

初年度の減価償却費を求めます (4,090.91)

30000

7500

10

=SYD([取得価額],[残存価額],[耐用年数],10)

10 年目の減価償却費を求めます (409.09)

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