ここでは、Microsoft Excel の SUMX2PY2 関数の書式および使用法について説明します。
説明
2 つの配列で対応する配列要素の平方和を合計します。 平方和の合計は、多くの統計計算で使用される共通の用語です。
書式
SUMX2PY2(配列 1, 配列 2)
SUMX2PY2 関数の書式には、次の引数があります。
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配列 1 必ず指定します。 対象となる一方の数値配列またはセル範囲を指定します。
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配列 2 必ず指定します。 対象となるもう一方の数値配列またはセル範囲を指定します。
解説
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引数には、数値か、数値を含む名前、配列、または参照を指定します。
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引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。
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配列 1 と配列 2 に入力されているデータの個数が異なると、エラー値 #N/A が返されます。
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平方和の合計は次の式で計算できます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
データ |
||
配列 1 |
配列 2 |
|
2 |
6 |
|
3 |
5 |
|
9 |
11 |
|
1 |
7 |
|
8 |
5 |
|
7 |
4 |
|
5 |
4 |
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数式 |
説明 (計算結果) |
計算結果 |
=SUMX2PY2(A3:A9,B3:B9) |
上の 2 つの配列の平方和の合計を求めます (521) |
521 |
=SUMX2PY2({2,3,9,1,8,7,5}, {6,5,11,7,5,4,4}) |
2 つの配列定数の平方和の合計を求めます (521) |
521 |