ここでは、Microsoft Excel の SQRT 関数の書式および使用法について説明します。
説明
正の平方根を返します。
書式
SQRT(数値)
SQRT 関数の書式には、次の引数があります。
-
数値 必ず指定します。 平方根を求める数値を指定します。
解説
数値に負の数を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
データ |
||
---|---|---|
-16 |
||
数式 |
説明 |
結果 |
=SQRT(16) |
16 の平方根を返します。 |
4 |
=SQRT(A2) |
-16 の平方根を返します。 数値が負の数であるため、 エラー メッセージ #NUM! が返されます。 |
#NUM! |
=SQRT(ABS(A2)) |
最初に ABS 関数を使って -16 の絶対値を求めてから、 その平方根を求めることで、エラー メッセージ #NUM! を回避します。 |
4 |