ここでは、Microsoft Excel の ROUNDDOWN 関数の書式および使用法について説明します。
説明
数値を指定された桁数で切り捨てます。
書式
ROUNDDOWN(数値, 桁数)
ROUNDDOWN 関数の書式には、次の引数があります。
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数値 必須。 切り捨ての対象となる実数値を指定します。
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桁数 必須。 数値を切り上げた結果の桁数を指定します。
解説
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ROUNDDOWN 関数の機能は、ROUND 関数に似ていますが、常に数値が切り捨てられる点が異なります。
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桁数に正の数を指定すると、数値の小数点以下について、指定した桁数の右側が切り捨てられます。
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桁数に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として切り捨てられます。
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桁数に負の数を指定すると、数値の小数点の左側 (整数部分) が切り捨てられます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 |
説明 |
結果 |
=ROUNDDOWN(3.2, 0) |
3.2 の小数点以下を切り捨てます |
3 |
=ROUNDDOWN(76.9,0) |
76.9 の小数点以下を切り捨てます |
76 |
=ROUNDDOWN(3.14159, 3) |
3.14159 の小数点第 3 位より右を切り捨てます |
3.141 |
=ROUNDDOWN(-3.14159, 1) |
-3.14159 を小数点第 1 位まで四捨五入します。 |
-3.1 |
=ROUNDDOWN(31415.92654, -2) |
31415.92654 の小数点の左側 2 桁で切り捨てます |
31400 |