この記事では、Microsoft ExcelのRANK.AVG関数の数式の構文と使用方法について説明します。
説明
数値のリスト内の数値のランクを返します。そのサイズは、リスト内の他の値に対する相対的なサイズです。 複数の値のランクが同じ場合、平均ランクが返されます。
書式
RANK.AVG(数値,範囲,[順序])
RANK.AVG 関数の書式には、次の引数があります。
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数値 必ず指定します。 範囲内での順位 (位置) を調べる数値を指定します。
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範囲 必ず指定します。 数値の範囲の配列またはその範囲への参照を指定します。 範囲に含まれる数値以外の値は無視されます。
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順序 省略可能です。 範囲内の数値を並べる方法を指定します。
解説
-
Order が 0 (ゼロ) または省略された場合、 Excelは、ref が降順で並べ替えられたリストであるかのように数値をランク付けします。
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Order が 0 以外の値の場合、 Excelは、ref が昇順で並べ替えられたリストであるかのように数値をランク付けします。
例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excelワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
日付 |
温度 (F) |
|
---|---|---|
2011/7/1 |
89 |
|
2011/7/2 |
88 |
|
2011/7/3 |
92 |
|
2011/7/4 |
101 |
|
2011/7/5 |
94 |
|
2011/7/6 |
97 |
|
2011/7/7 |
95 |
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数式 |
説明 |
結果 |
=RANK.AVG(94,B2:B8) |
B2:B8 のセル範囲から値 94 の順位 (位置) を調べます。 この例では、気温 (華氏) が 94 に達した 2011 年 7 月 5 日は、一覧表示された日付の中で 4 番目に暑い日でした。 |
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