Applies ToSharePoint Server 2013 Enterprise

重要: Excel for Microsoft 365 と Excel 2021 では、Power View は 2021 年 10 月 12 日に削除されます。 別の方法として、Power BI Desktop で提供される対話型のビジュアル エクスペリエンスを使用できます。これは無料でダウンロードできます。 Excel ブックを Power BI Desktop に簡単にインポートすることもできます。 

SSAS サーバー上に Excel ブックのデータ モデル、Analysis Services テーブル モデル、または多次元モデルがあるとします。 Power View in SharePoint Server 2010 または 2013 を使用してこのデータを調査し、プレゼンテーションを行います。 データ ソースの形式と場所によって、接続の方法が決まります。 以下の要領で確認できます。

PowerPivot ギャラリー内の Excel 2013 ブック

  • [Power View レポートの作成] をクリックします。

注: これは、PowerPivot ギャラリーが [ギャラリー]、[カルーセル]、または [シアター] ビューで表示されている場合にのみ有効な方法です。

共有ドキュメント ライブラリ内の Excel 2013 ブック

次のいずれかが必要です。

注: また、標準の SharePoint ライブラリ ビュー内に PowerPivot ギャラリー用の接続ファイルも必要です。

SSAS サーバー上のテーブル モデル

次のいずれかが必要です。

SSAS サーバー上の多次元モデル

次が必要です。

RSDS 接続ファイルまたは BISM 接続ファイルのいずれかを使って Excel データ モデルまたはテーブル モデルに接続できます。 BISM ファイルは、Excel ブックおよび SSAS テーブル モデルへの接続用に設計されています。 RSDS ファイルはさまざまな種類のデータ ソースに接続できますが、Power View が Power View データ ソース向けにサポートしているのは Microsoft BI セマンティック モデルだけです。 RSDS 接続ファイルの利点は、資格情報を指定できることです。

RSDS および BISM 接続ファイルを作成するには、SharePoint サイトで接続ファイルを保存するライブラリに対する [アイテムの追加] 権限が必要です。

接続ファイルを作成すると、SharePoint ユーザーは、その接続ファイルのリンク先のモデルに基づいて Power View レポートを作成できるようになります。 詳細については、「SharePoint レポートでの Power View の作成、保存、および印刷」を参照してください。

この記事の内容

共有データ ソース (RSDS ファイル) の作成

SharePoint サイトで SQL Server 2012 Reporting Services (SSRS) の SharePoint モードを使用すると、共有データ ソースを作成できます。

  1. SharePoint Server のドキュメント ライブラリで、[ドキュメント] タブ、[新しいドキュメント]、[レポート データ ソース] の順にクリックします。

    注: [レポート データ ソース] が [新しいドキュメント] メニューに表示されない場合は、そのレポート データ ソースのコンテンツ タイプが有効になっていません。 サイトSharePoint管理者は、レポート サーバー コンテンツ タイプをライブラリに追加する必要があります (レポート サービス (SharePoint統合モード)。

  2. [名前] には、RSDS ファイルのわかりやすい名前を入力します。

  3. [データ ソースの種類] で [Power View 用 Microsoft BI セマンティック モデル] をクリックします。

  4. [接続文字列] で、データ ソースへのポインターと、外部データ ソースへの接続を確立するために必要なその他の設定を指定します。 データ モデルへの接続方法は、そのモデルがどのようにパブリッシュまたは配置されるかによって決まります。 以下に例を示します。

  5. SharePoint サイトの共有ドキュメント内の Excel ブックと SQL Server 2012 Reporting Services (SSRS) アドインの例:

    Data Source="http://<SharePointSite>/Shared Documents/MyExcelWorkbook.xlsx"

    注: SharePoint 2013 では、レポートとブックが同じファームにある場合、PowerPivot for SharePoint アドインは不要です。 ファームが異なる場合は、ブックをホストするファームに引き続きアドインが必要です。

  6. SharePoint サイト上の PowerPivot ギャラリー内の Excel ブックと SQL Server 2012 PowerPivot for SharePoint および SQL Server 2012 Reporting Services (SSRS) アドインの例:

    Data Source=”http://<SharePointSite>/ Power Pivot Gallery/MyExcelWorkbook.xlsx”

  7. サーバー上の SQL Server 2012 Analysis Services (SSAS) インスタンスに展開されたテーブル モデルの例:

    Data Source=ServerName\InstanceName; Initial Catalog=TabularModelName

    注: 既定のインスタンスの場合は、"\InstanceName" のままにします。

  8. SSAS サーバー上の多次元モデルの例:

    Data Source=ServerName\InstanceName; Initial Catalog=MultidimensionalModelName;cube=’ModelName’

  9. [資格情報] で、外部データ ソースにアクセスするための資格情報をレポート サーバーが取得する方法を指定します。 Power View では、資格情報は保存または統合する必要があります。 「レポート データ ソースの資格情報と接続情報」を参照してください

  10. [接続のテスト] をクリックして、データ ソースの構成を確認します。

  11. [OK] をクリックすると共有データ ソースが作成されます。

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BISM 接続ファイルの作成

SharePoint サイトに、SQL Server 2012 PowerPivot for SharePoint アドインとの組み合わせを構成した Business Intelligence セマンティック モデル (BISM) 接続ファイルを作成できます。 BISM 接続ファイルは、Excel ブックまたは SSAS テーブル モデルに接続できます。

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