配列のデータの中で、百分率で率に位置する値を返します。 この関数を使用して、合否のしきい値を指定することができます。 たとえば、成績が上位 10% の志願者を合格にすることなどを決定できます。
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この関数は、より精度が高く、その使い方をより適切に表す名前を持つ、新しい 1 つ以上の関数で置き換えられました。 この関数は下位互換性のために引き続き利用可能ですが、Excel の将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用することを検討してください。
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新しい関数の詳細については、「PERCENTILE.EXC 関数」および「PERCENTILE.INC 関数」を参照してください。
書式
PERCENTILE(配列,率)
PERCENTILE 関数の書式には、次の引数があります。
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配列 必ず指定します。 相対的な位置を決定するデータの配列またはセル範囲を指定します。
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k 必ず指定します。 0 ~ 1 の範囲で、目的の百分位の値を指定します。
解説
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k が数値以外の場合、PERCENTILE は #VALUE を返します。 が返されます。
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率 < 0 または率 > 1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
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率が 1/(データの個数 - 1) の倍数でない場合、百分位で率に位置する値を割り出すため、データの補間が行われます。
使用例
この例では、セル E2:E5 のリストの 30 パーセンタイルを見つけます。
補足説明
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