ここでは、Microsoft Excel の PDURATION 関数の書式および使用法について説明します。
説明
投資が指定した価値に達するまでの投資期間を返します。
書式
PDURATION(利率, 現在価値, 将来価値)
PDURATION 関数の書式には、次の引数があります。
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利率 必ず指定します。 利率は投資の利率を指定します。
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現在価値 必ず指定します。 投資の現在価値を指定します。
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将来価値 必ず指定します。 投資の目標とする将来価値を指定します。
PDURATION 関数では、次の数式を使用します。この数式では、specifiedValue は将来価値に、currentValue は現在価値に等しくなります。
解説
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PDURATION 関数では、すべての引数が正の値である必要があります。
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引数の値が無効な場合、エラー値 #NUM! が返されます。
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引数が無効なデータ型を使用している場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 |
説明 |
結果 |
=PDURATION(2.5%,2000,2200) |
¥200,000 の投資が年 2.5% の利益を上げて、¥220,000 になるまでの年数 (3.86 年)。 |
3.86 |
=PDURATION(0.025/12,1000,1200) |
¥100,000 の投資が年 2.5% の利益を上げて、¥120,000 になるまでの月数 (87.6 か月)。 |
87.6 |