Lync の会議、通話、またはインスタント メッセージング (IM) による会話の中で、他のすべての人に自分のデスクトップ全体、または 1 つのプログラムだけを見せることができます。
自分の画面を共有するには、Lync 会議で発表者になる必要があります。オプションが淡色表示になっている場合は、発表者の 1 人に発表者のアクセス権を付与してもらうよう依頼してください。
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複数のプログラム間で切り替える必要がある場合、または異なるプログラムのファイルを使う場合は、[デスクトップの共有] を使います。
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自分のコンピューターに特定のプログラムまたはファイルを表示し、それ以外のものが表示されないようにする必要がある場合は、[プログラムの共有] を使います。
ヒント: Lync 会議の発表者の作業に関する対話型ガイドについては、「Lync 会議の管理 (英語)」を参照してください。
デスクトップまたはプログラムの共有方法についてビデオを確認するか、以下の手順に従ってください。
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会話ウィンドウの下部にあるプレゼンテーション (モニター) アイコンをポイントします。
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[発表] タブで、次のいずれかの操作を行います。
デスクトップのコンテンツを共有するには、[デスクトップ] をクリックします。
重要: デスクトップを共有している場合は、会議の参加者全員がプログラム、ファイル、および通知を参照できます。他の人に見られたくない機密情報やファイルがある場合は、閉じておくか、プログラムの共有を使用します。
1 つ以上のプログラムまたはファイルを共有するには、[プログラム] をクリックしてから、特定のプログラムまたはファイルを選びます。
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画面の上部にある共有ツール バーで、次のオプションを使います。
画面の共有を終了する場合は、[発表の停止] をクリックします。
自分のデスクトップやプログラムの制御を参加者と共有する場合は、[制御を渡す] をクリックします。 詳細については、「共有セッションの制御を受け渡す」を参照してください。
青色のピンをクリックすると、ツール バーが非表示になって、スペースが広くなります。 ツール バーを再表示するには、画面の最上部にマウス ポインターを移動します。 共有ツール バーが表示されているときは、必要な制御機能を使えます。ピンをもう一度クリックすると、ツール バーが表示されたままになります。
注: 共有中は Lync ステータスが [発表中] に変わり、インスタント メッセージまたは通話を受信できなくなります。
会議の参加者の画面を共有したい場合は、参加者に発表者のアクセス権を与えて制御機能を使えるようにします。参加者が Lync を使っていない場合は、Lync Web App を使って発表できます。詳細については、「Lync Web App でデスクトップとプログラムを共有する」を参照してください。
複数のモニターを所有している場合は、[発表] タブにすべてを表示して、共有するモニターを選ぶことができます。すべてのモニターを共有している場合は、共有ツール バーがプライマリ モニターに表示されます。
複数のモニターを利用して、PowerPoint スライド ショーを本格的にプレゼンテーションすることができます。
会議室にいて、プロジェクターや大型スクリーン デバイスを使ってスライド ショーを表示し、セカンダリ モニターにプレゼンテーションする場合を考えてみます。 PowerPoint スライド ショーは、会議室の参加者向けには大型スクリーンに、Lync のユーザー向けにはプレゼンテーション ステージに表示されます。 ノート PC には、発表者ビューに現在のスライド、発表者のノート、次のスライドのプレビューが表示されます。これらは発表者だけが見ることができます。
オフィスから Lync を使って PowerPoint スライド ショーをプレゼンテーションしている場合、複数のモニターがあれば、セカンダリ モニターにプレゼンテーションしながら、プライマリ モニターに発表者のノート ビューを表示できます。
いずれの場合も、次のように手順は同じです。
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PowerPoint デッキをプライマリ モニター (会議室にいる場合はノート PC) で開きます。
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Lync で [発表] アイコンをクリックします。
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[セカンダリ モニター] を選びます。
会議の別の参加者にファイルの変更、プレゼンテーションのサポート、または何らかのデモンストレーションを行ってもらいたい場合は、その参加者に制御を付与します。デスクトップの所有者も共有を制御することができ、いつでも制御を取り戻すことができます。
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共有ツール バーで、[制御を渡す] をクリックします。
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制御を渡すユーザー名を選択します。
Lync が選択したユーザーに通知を送信し、制御を共有することを知らせます。
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制御を取り戻すには、[制御を渡す] を再度クリックし、[制御を取り戻す] をクリックします。
ヒント: 他の人がいつでも自動的に共有セッションを制御できるようにするには、共有ツール バーの [自動的に制御を渡す] をクリックします。このオプションは、小規模な略式の会議の場合にのみ使うようにしてください。自動的に渡した権限を取り戻すには、[制御を渡す] をクリックして、[自動的に制御を渡す] チェック ボックスをオフにします。
デスクトップとプログラムを共有すれば、作業セッションを開き、他のユーザーとファイルを共有して共同編集を行うことができます。数回のクリック操作だけで、自分の画面を別の場所にいる同僚と共有することができます。
自分のデスクトップを会話または会議に参加しているすべてのユーザーが見られるようにするか、または共有する特定のモニターを選択します。
次のいずれかの操作を行います。
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会議で共有するには、Microsoft Outlook カレンダーを開き、会議出席依頼を開き、[オンライン ミーティングへの参加] または会議のリンクをクリックします。
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インスタント メッセージングでの会話で共有するには、Microsoft Lync 2010 を開き、共有相手の連絡先をダブルクリックします。連絡先を追加するには、会話ウィンドウで [参加者のオプション] メニューをクリックし、[名前または電話番号で招待] をクリックし、追加する連絡先を選びます。
会話ウィンドウで、[共有] をクリックします。モニターが 1 つしかない場合は、[デスクトップ] をクリックします。それ以外の場合は、共有するモニターをクリックします。
注: 共有がアクティブになっている場合は必ず、ウィンドウの上部に "現在、共有しています" というメッセージを含むバーが表示されます。右側のウィンドウにある会議ステージでは、出席者に見せる内容のプレビューが表示され、共有する領域の周囲に光彩が表示されます。
特定のプログラムおよび関連するウィンドウのみを共有したい場合があります。
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会話ウィンドウで、[共有] をクリックし、[プログラム] をクリックします。
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[デスクトップまたはアプリケーションの共有] ダイアログ ボックスの [共有するアプリケーションの選択] で、表示するプログラムをクリックし、[共有] をクリックします。
共有を停止するには、次の操作を行います。
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画面上部の共有ツールバーで、[共有の停止] ボタンをクリックします。
デスクトップ、モニター、またはプログラムの共有を開始すると、自分が制御権を持つ唯一のユーザーとなります。準備ができたら、共有しているあらゆるものに他のユーザーが独自のマウスとキーボードを使用して移動して変更を加えられるようにすることができます。制御はいつでも取り戻すことができます。
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画面の上部にある共有バーで、[制御を渡す] ボタンをクリックし、次のいずれかの操作を行います。
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会議に参加しているだれもがあなたのコンピューターの制御を自動的に取得できるようにするには、[制御要求を自動的に受け入れる] をクリックします。
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個人にのみ制御を渡すには、[参加者] で該当するユーザー名をクリックします。
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注: 個人を選択した場合、このユーザーはすぐにあなたのマウスを制御し、独自のキーボードを使用して編集を行えるようになります。[制御要求を自動的に受け入れる] オプションを選択した場合、ユーザーが共有バーの [制御の要求] をクリックすると、それらのユーザーに制御が自動的に渡されます。
必要に応じて制御を取り戻すには、次の操作を行います。
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画面の上部にある共有バーで、[制御を渡す] をクリックし、目的のオプション ([制御要求を自動的に受け入れる] または [制御を取り戻す] のいずれか) をクリックします。
発表者の権限を持っている場合は、次の操作を行って他のユーザーが共有できないようにすることができます。
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会話ウィンドウで、[参加者のオプション] メニューの横のドロップダウン リストをクリックし、[全員を参加者にする] をクリックします。
別のユーザーが共有を開始した場合、あなたは制御の要求を出すことができます。
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画面の上部にある共有バーで、[制御の要求] をクリックします。制御を得るには、共有を開始したユーザーがあなたの依頼を承諾する必要があります。