x の対数正規分布の分布関数の値を返します。ln(x) は、引数平均と標準偏差による正規型分布です。
この関数は、対数的に変換されたデータを分析する場合に使用します。
書式
LOGNORM.DIST(x,平均,標準偏差,関数形式)
LOGNORM.DIST 関数の書式には、次の引数があります。
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X 必ず指定します。 関数に代入する値を指定します。
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平均 必ず指定します。 ln(x) の平均値を指定します。
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標準偏差 必ず指定します。 ln(x) の標準偏差を指定します。
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関数形式 必ず指定します。 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。 関数形式に TRUE を指定すると累積分布関数の値が計算され、FALSE を指定すると確率密度関数の値が計算されます。
解説
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引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
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x ≦ 0 または標準偏差 ≦ 0 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
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対数正規累積分布関数は、次の式で表されます。
LOGNORM.DIST(x,µ,o) = NORM.S.DIST(1n(x)-µ / o)
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
データ |
説明 |
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4 |
関数に代入する値 (x) |
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3.5 |
In(x) の平均値 |
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1.2 |
In(x) の標準偏差 |
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数式 |
説明 |
結果 |
=LOGNORM.DIST(A2,A3,A4,TRUE) |
A2:A4 内の引数における 4 の対数正規分布の累積分布関数の値を求めます。 |
0.0390836 |
=LOGNORM.DIST(A2,A3,A4,FALSE) |
同じ引数における 4 の対数正規分布の確率関数の値を求めます。 |
0.0176176 |