ここでは、Microsoft Excel の LN 関数の書式および使用法について説明します。
説明
数値の自然対数を返します。 自然対数とは、定数 e (2.71828182845904) を底とする対数のことです。
書式
LN(数値)
LN 関数の書式には、次の引数があります。
-
数値 必ず指定します。 自然対数を求める正の実数を指定します。
解説
LN は、EXP 関数の逆関数です。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 |
説明 |
結果 |
---|---|---|
=LN(86) |
86 の自然対数を求めます |
4.4543473 |
=LN(2.7182818) |
定数 e の値の自然対数を求めます |
1 |
=LN(EXP(3)) |
e の 3 乗の自然対数を求めます |
3 |