ここでは、Microsoft Excel の ISFORMULA 関数の書式および使用法について説明します。
説明
数式が含まれるセルへの参照があるかどうかを確認し、TRUE または FALSE を返します。
書式
ISFORMULA(範囲)
ISFORMULA 関数の書式には、次の引数があります。
-
対象範囲 必ず指定します。 参照とは、テストするセルへの参照のことです。 参照には、セル参照、数式、またはセルを参照する名前を指定できます。
解説
-
参照が有効なデータ型 (参照ではない定義名など) ではない場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 |
説明 |
結果 |
=TODAY() |
=TODAY() は数式のため、TRUE を返します。 |
TRUE |
7 |
7 は数式でなく数値のため、FALSE を返します。 |
FALSE |
ハロー ワールド! |
"ハロー ワールド!" は数式でなく文字列のため、FALSE を返します。 |
FALSE |
=3/0 |
0 除算はエラーになりますが、セルに数式が含まれないため、TRUE を返します。 |
TRUE |