Applies ToSharePoint Server 2019 SharePoint Server 2016 Microsoft 365 の SharePoint Windows SharePoint Services 3.0

イメージ Web パーツを使うと、写真やグラフィックを Web パーツ ページに追加することができます。ページ上の他の Web パーツに合わせて画像をより簡単に調節するには、共有ビューのカスタム プロパティを修正して、イメージ Web パーツ内の画像の垂直方向の配置、水平方向の配置、背景色を指定します。

この記事の内容

イメージ Web パーツの使用方法

イメージ Web パーツを使って、次のことができます。

  • 企業ロゴやプロジェクト ロゴをページに追加する。

  • 従業員や製品の写真を表示する。

  • 視覚に訴えるページを作成する。

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画像の表示方法

画像を表示する方法には 2 通りあります。

  • [イメージへのリンク] のプロパティ テキスト ボックスに、画像ファイルへのファイル パスまたはハイパーリンクを入力します。この場合、プロパティを編集しない限り、画像は固定で変化することがありません。

  • イメージ Web パーツをファイル パスやハイパーリンクを含む別の Web パーツに接続します。このとき、画像は動的になることがあり、ユーザーがリスト ビュー Web パーツで行を選ぶ場合など、他の Web パーツでの操作の結果として画像を変化させることができます。

    たとえば、連絡先を含むリスト ビュー Web パーツをイメージ Web パーツに接続することができます。連絡先のリスト ビュー Web パーツで、連絡先の写真が含まれるファイルへのハイパーリンクの入った列を含む行を選ぶたびに、その連絡先の写真をイメージ Web パーツに表示することができます。

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イメージ Web パーツを別の Web パーツに接続する

  1. [サイトの操作] メニュー ボタンの画像 の [ページの編集] をクリックします。

  2. [Web パーツ] メニュー [Web パーツ] メニュー をクリックし、[接続] をポイントします。

  3. [イメージの取得先] をポイントし、リンクする Web パーツの名前をクリックします。

注:  [イメージへのリンク] プロパティですでに値が設定されていて、イメージ Web パーツを別の Web パーツに接続する場合は、[イメージへのリンク] プロパティの設定は無視されます。イメージ Web パーツがすでに別の Web パーツに接続されていて、[イメージへのリンク] プロパティに値を設定したい場合は、まず接続を削除する必要があります。

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イメージ Web パーツのカスタム プロパティ

イメージ Web パーツのカスタム プロパティを次に示します。

注: 個人用ビューでこれらのカスタム プロパティを表示したり編集したりすることはできません。

プロパティ

説明

イメージへのリンク

イメージ Web パーツで表示したい画像へのファイル パスやハイパーリンクを指定します。

使用しているブラウザーによって異なりますが、対応するグラフィック ファイル形式には次の形式が含まれます。

グラフィック ファイル形式

ファイルの種類

Windows ビットマップ (BMP)

.bmp

Windows 拡張メタファイル (EMF)

.emf

グラフィックス インターチェンジ形式 (GIF)

.gif

ジョイント フォトグラフィック エキスパート グループ (JPEG)

.jpg、.jpeg

ポータブル ネットワーク グラフィックス (PNG)

.png

イメージ Web パーツが、画像を含む別の Web パーツに接続されているため、[イメージへのリンク] プロパティは適用されない場合があります。

代替テキスト

ユーザーがマウス ポインターを画像の上に置いたときに表示されるテキストを指定します。このテキストは、画像が見つからない場合に表示されます。

イメージの垂直方向の配置

画像を、イメージ Web パーツ内で縦に配置します。[]、[中央]、[] のいずれか 1 つを選びます。既定値は [中央] です。

イメージの水平方向の配置

画像を、イメージ Web パーツ内で横に配置します。[]、[中央]、[右] のいずれか 1 つを選びます。既定値は [中央] です。

Web パーツの背景色

画像の背景となるイメージ Web パーツ ウィンドウの色を設定します。既定の色は、現在のテーマの背景色です。

色を指定するには、テキスト ボックスの右側にある ボタンの画像 をクリックし、次のいずれかの操作を行います。

  • カラー グリッドで色を選びます。

  • HTML の色の名前を入力します。

  • RGB の値を入力します。

背景色をサイトのテーマ色と同じ色にする場合は、[Web パーツの背景色] ダイアログ ボックスで [透明] をクリックします。

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Web パーツの共通プロパティ

すべての Web パーツは、表示、レイアウト、および詳細な特性を制御するための一連の共通プロパティを共有しています。

注: ツール ウィンドウに表示される共通の Web パーツ プロパティは、いくつかの理由で、このセクションに記載されている内容と異なる場合があります。

  • ツール ウィンドウの [詳細設定] セクションを表示するには適切な権限が必要であるため。

  • Web パーツの開発者によって、特定の Web パーツの共通のプロパティが非表示に設定されていたり、ツール ウィンドウの各セクション ([外観]、[レイアウト]、[詳細設定]) に、以下の表にはないプロパティが作成され、表示されている可能性もあるため。

  • 一部の権限やプロパティの設定によって、Web パーツのプロパティが無効または非表示になっているため。

外観

プロパティ

説明

タイトル

Web パーツのタイトル バーに表示される Web パーツのタイトルを指定します。

高さ

Web パーツの高さを指定します。

Web パーツの幅を指定します。

枠の状態

Web パーツ ページを開くときに、Web パーツ全体をページ上に表示するかどうかを指定します。既定では、枠の状態は [標準] に設定され、Web パーツ全体が表示されます。枠の状態を [最小化] に設定すると、タイトル バーだけが表示されます。

枠の種類

タイトル バーや Web パーツ フレームの枠線を表示するかどうかを指定します。

レイアウト

プロパティ

説明

非表示

Web パーツ ページを開くときに、Web パーツを表示するかどうかを指定します。このチェック ボックスをオンにした場合、自分でページをデザインしているときにのみ Web パーツが表示され、タイトルには "(非表示)" という接尾辞が追加されます。

Web パーツ接続を介して他の Web パーツにデータを提供する際、Web パーツそのものは表示しないようにする必要がある場合、Web パーツを非表示にすることができます。

方向

Web パーツのコンテンツにおける文字の方向を指定します。たとえば、アラビア語は右から左に記述され、英語を含むほとんどの欧州言語は左から右に記述されます。Web パーツの種類によっては、この設定を使用できないことがあります。

ゾーン

Web パーツを配置する Web パーツ ページの領域を指定します。

注: Web パーツ ページの領域は、領域を変更する権限がない場合、リスト ボックスに表示されません。

領域のインデックス

領域に複数の Web パーツが存在する場合に、その領域内の Web パーツの位置を指定します。

順序を指定するには、テキスト ボックスに正の整数を入力します。

領域内の Web パーツが上から下に配置されている場合、値 1 は Web パーツが領域の最上部に表示されることを意味します。領域内の Web パーツが左から右に配置されている場合、値が 1 の Web パーツが領域の左に表示されます。

たとえば、上から下に配置されている空の領域に Web パーツを追加する場合、領域のインデックスは 0 です。領域の一番下に 2 つ目の Web パーツを追加する場合、領域のインデックスは 1 になります。2 つ目の Web パーツを領域の最上部に移動するには「0」と入力し、1 つ目の Web パーツについては「1」を入力します。

注: ゾーン内の Web パーツにはそれぞれ、ゾーンのインデックスとして一意の値が割り当てられている必要があります。したがって、現在の Web パーツの領域のインデックス値を変更すると、その領域内の他の Web パーツの領域のインデックス値も変更される可能性があります。

詳細設定

プロパティ

説明

最小化を許可する

Web パーツを最小化できるかどうかを指定します。

閉じるのを許可する

Web パーツを Web パーツ ページから削除できるかどうかを指定します。

非表示を許可する

Web パーツを非表示にできるかどうかを指定します。

領域の変更を許可する

Web パーツを別の領域に移動できるかどうかを指定します。

接続を許可する

Web パーツを他の Web パーツに接続できるかどうかを指定します。

個人用ビューでの編集を許可する

Web パーツのプロパティを個人用ビューで変更できるかどうかを指定します。

エクスポート モード

この Web パーツに関してエクスポートを許可するデータのレベルを指定します。構成によっては、この設定が利用できない場合もあります。

タイトル URL

Web パーツについての追加情報を含むファイルの URL を指定します。Web パーツのタイトルをクリックすると、このファイルが別のブラウザー ウィンドウに表示されます。

説明

Web パーツのタイトルまたは Web パーツのアイコンをマウスでポイントしたときに表示するヒントを指定します。このプロパティの値は、サイト、仮想サーバー、Web パーツ ページのような Web パーツ ギャラリーで、ツール ウィンドウの [Web パーツの検索] メニューの [検索] を使用して Web パーツを検索するときに使用されます。

ヘルプ URL

Web パーツについてのヘルプ情報を含むファイルの場所を指定します。Web パーツ メニューの [ヘルプ] をクリックすると、ヘルプ情報が別のブラウザー ウィンドウに表示されます。

ヘルプ モード

Web パーツのヘルプ コンテンツをブラウザーでどのように表示するかを指定します。

次のいずれかを選びます。

  • [モーダル] 別のブラウザー ウィンドウに表示されます (ブラウザーがこの機能をサポートしている場合)。元の Web ページに戻るには、ウィンドウを閉じる必要があります。

  • [モードレス] 別のブラウザー ウィンドウに表示されます (ブラウザーがこの機能をサポートしている場合)。ユーザーは、ウィンドウを閉じなくても元の Web ページに戻ることができます。これが既定値です。

  • [移動] Web ページが現在のブラウザー ウィンドウに表示されます。

注: カスタムの Microsoft ASP.NET Web パーツでこのプロパティがサポートされている場合でも、既定の Windows SharePoint Services 3.0 ヘルプ トピックは、別のブラウザー ウィンドウでしか表示されません。

カタログ アイコン画像の URL

Web パーツの一覧で Web パーツ アイコンとして使用する画像が格納されたファイルの場所を指定します。画像のサイズは 16 × 16 ピクセルである必要があります。

タイトル アイコン画像の URL

Web パーツのタイトル バーで使用する画像が格納されたファイルの場所を指定します。画像のサイズは 16 × 16 ピクセルである必要があります。

エラー メッセージのインポート

Web パーツのインポートで問題が発生した場合に表示されるメッセージを指定します。

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