ここでは、Microsoft Excel の HOUR 関数の書式および使用法について説明します。
説明
時刻から時間の値を返します。 戻り値は 0 (午前 0 時) ~ 23 (午後 11 時) の範囲の整数となります。
書式
HOUR(シリアル値)
HOUR 関数の書式には、次の引数があります。
-
シリアル値 必ず指定します。 検索対象の時間が含まれている時刻を指定します。 時刻には、半角の二重引用符 (") で囲んだ文字列 ("6:45 PM" など)、小数 (6:45 PM を表す 0.78125)、または他の数式や関数の結果 (TIMEVALUE("6:45 PM") など) を指定します。
解説
時刻は、日付を構成する値として小数で表されます。たとえば、12:00 PM は半日なので、0.5 と表されます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
時刻 |
||
0.75 |
||
7/18/2011 7:45 |
||
4/21/2012 |
||
数式 |
説明 |
結果 |
=HOUR(A2) |
24 時間の 75% を返します。 |
18 |
=HOUR(A3) |
日付/時刻値の時間の部分を返します。 |
7 |
=HOUR(A4) |
時間部分が指定されていない日付は 12:00 AM、または 0 時と見なされます。 |
0 |