ここでは、Microsoft Excel の HEX2DEC 関数の書式および使用法について説明します。
説明
16 進数を 10 進数に変換します。
書式
HEX2DEC(数値)
HEX2DEC 関数の書式には、次の引数があります。
-
数値 必ず指定します。 変換する 16 進数を指定します。 数値に指定できる文字数は 10 文字 (40 ビット) までです。 数値の最上位のビットは符号を表します。 残りの 39 ビットは数値の大きさを表します。 負の数は 2 の補数を使って表します。
解説
数値に 16 進数以外の値を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 |
説明 |
結果 |
=HEX2DEC("A5") |
16 進数の文字列 A5 を 10 進数に変換します |
165 |
=HEX2DEC("FFFFFFFF5B") |
16 進数の文字列 FFFFFFFF5B を 10 進数に変換します |
-165 |
=HEX2DEC("3DA408B9") |
16 進数の文字列 3DA408B9 を 10 進数に変換します |
1.034E+09 |