ここでは、Microsoft Excel の FVSCHEDULE 関数の書式および使用法について説明します。
説明
投資期間内の一連の金利を複利計算することにより、初期投資の元金の将来価値を返します。 FVSCHEDULE 関数を使用して、変動または調整可能な利率による投資の将来価値を計算します。
書式
FVSCHEDULE(元金, 利率配列)
FVSCHEDULE 関数の書式には、次の引数があります。
-
元金 必ず指定します。 現在の貸付額、つまり将来行われる一連の支払いを、現時点で一括支払いした場合の合計金額を指定します。
-
スケジュール 必ず指定します。 投資期間内の変動金利を配列として指定します。
解説
schedule の値には、数値または空白セルを指定できます。その他の値を指定すると、#VALUE が生成されます。 FVSCHEDULE のエラー値。 空白セルはゼロ (関心なし) として取得されます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 |
説明 |
計算結果 |
=FVSCHEDULE(1,{0.09,0.11,0.1}) |
複利の年利が 9%、11%、10% である 1 の将来価値を計算します。 |
1.3309 |