たとえば、6 つのベルがあり、それぞれ異なるトーンを持ち、各ベルを 1 回実行できる一意のシーケンスの数を見つけたとします。 この例では、6 の階乗を計算しています。 一般に、階乗を使用して、個別の項目のグループを配置できる方法の数をカウントします (順列とも呼ばれます)。 数値の階乗を計算するには、FACT 関数を使用します。
ここでは、Microsoft Excel の FACT 関数の構文および使用法について説明します。
説明
数値の階乗を返します。 数値の階乗は、1*2*3*...* 数値と同じです。
書式
FACT(数値)
FACT 関数の書式には、次の引数があります。
-
数値 必ず指定します。 階乗を求める正の数値を指定します。 数値が整数でない場合は、小数点以下が切り捨てられます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 |
説明 |
計算結果 |
=FACT(5) |
5 の階乗、つまり 1*2*3*4*5 を求めます |
120 |
=FACT(1.9) |
1.9 の階乗を求めます |
1 |
=FACT(0) |
0 の階乗を求めます |
1 |
=FACT(-1) |
負の数の階乗はエラー値を返します |
#NUM! |
=FACT(1) |
1 の階乗を求めます |
1 |