ここでは、Microsoft Excel の EXP 関数の構文および使用法について説明します。
説明
e を底とする数値のべき乗を返します。 定数 e は自然対数の底で、2.71828182845904 となります。
書式
Exp(数値)
EXP 関数の書式には、次の引数があります。
-
数値 必ず指定します。 e を底とするべき乗の指数を指定します。
解説
-
他の数値を底としてべき乗の計算を行う場合は、指数演算子 (^) を使用します。
-
EXP 関数は数値の自然対数を返す LN 関数の逆関数です。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 |
説明 |
結果 |
---|---|---|
=EXP(1) |
e の近似値を求めます |
2.71828183 |
=EXP(2) |
自然対数の底 e の 2 乗を求めます |
7.3890561 |