ここでは、Microsoft Excel の EFFECT 関数の書式および使用法について説明します。
説明
指定された名目年利率と 1 年あたりの複利計算回数を基に、実効年利率を返します。
書式
EFFECT(名目利率, 複利計算回数)
EFFECT 関数の書式には、次の引数があります。
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名目利率 必ず指定します。 名目年利率を指定します。
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複利計算回数 必ず指定します。 1 年あたりの複利計算回数を指定します。
解説
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複利計算回数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
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引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
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名目利率 ≦ 0 または複利計算回数 < 1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
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EFFECT 関数は次の数式で表されます。
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EFFECT (名目利率,複利計算回数) は、実効年利率=(1+(名目利率/複利計算回数))*複利計算回数 -1 を通して NOMINAL (実効利率,複利計算回数) に関連しています。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
データ |
説明 |
|
0.0525 |
名目年利率 |
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4 |
1 年あたりの複利計算回数 |
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数式 |
説明 |
結果 |
=EFFECT(A2,A3) |
上記の期間での実効年利率 |
0.0535427 |