ここでは、Microsoft Excel の DEC2OCT 関数の構文および使用法について説明します。
説明
10 進数を 8 進数に変換します。
書式
DEC2OCT(数値, [桁数])
DEC2OCT 関数の書式には、次の引数があります。
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数値 必ず指定します。 変換する 10 進の整数を指定します。 数値に負の数を指定すると、桁数は無視され、10 桁 (30 ビット) の 8 進数が返されますが、8 進数の最上位のビットは符号を表します。 残りの 29 ビットは数値の大きさを表します。 負の数は 2 の補数を使って表します。
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桁数 省略可能です。 使用する文字数を指定します。 桁数を省略すると、必要最小限の桁数で結果が返されます。 桁数は、戻り値が桁数に満たないときに 0 (ゼロ) を前に付加して桁を埋める場合に役立ちます。
解説
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数値 < -536,870,912 または数値 > 536,870,911 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
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数値に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
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計算結果の桁数が指定した桁数の値よりも大きくなる場合、エラー値 #NUM! が返されます。
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桁数に整数以外の値を指定すると、小数点以下は切り捨てられます。
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桁数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
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桁数に負の数を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 |
説明 |
計算結果 |
=DEC2OCT(58, 3) |
10 進数の 58 を 8 進数に変換します |
072 |
=DEC2OCT(-100) |
10 進数を 8 進数に変換します |
7777777634 |