セキュリティ メモ: XML マップとそのデータ ソース情報は、特定のワークシートではなくブックと共に保存されます。 悪意のあるユーザーは、Visual Basic for Applications (VBA) マクロを使用して、この潜在的に機密性の高いマップ情報を表示できます。 さらに、ブックをマクロ対応の Excel Open XML 書式ファイルとして保存した場合、このマップ情報は Microsoft メモ帳または別のテキスト編集プログラムを通じて表示できます。
ブックから XML マップのデータ ソース定義を削除する
マップ情報を引き続き使用し、機密性の高い可能性があるデータ ソース情報を削除する場合は、ブックから XML スキーマのデータ ソース定義を削除できます。 この場合も、XML データをエクスポートできます。
この手順では、現在のデータ ソース定義を XML マップから完全に削除します。
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マップされたセルをクリックして、目的の XML マップを選択します。
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[開発] タブが表示されていない場合は、次の操作を行って表示します。
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[ ファイル ] タブで、[ オプション] > [リボンのカスタマイズ] をクリックします。
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[開発者チェック] ボックスを選択します。
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[ 開発者 ] タブで、[ マップのプロパティ] をクリックします。
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[XML マップのプロパティ] ダイアログ ボックスの [データ ソース] で、[ブックにデータ ソース定義を保存] チェックボックスをオフにします。
このオプションは、既定でオンになっています。 このオプションをオフにしても、ワークシートからデータは削除されません。
重要: データ ソース定義には、インポートされた XML データに関する接続情報が含まれています。 この情報を削除すると、他のユーザーは情報を表示できなくなりますが、マップされたデータを XML ファイルにエクスポートすることはできます。 ただし、XML データ ファイルを再インポートすると、データ ソース定義がファイルと共に保存されます。
ブックから XML マップを削除する
XML マップを削除する前にワークシートを削除した場合、データ ソースとその他の機密情報に関するマップ情報はブックに保存されます。 ブックを更新して機密情報を削除する場合は、ワークシートを削除する前に XML マップを削除して、マップ情報がブックから完全に削除されるようにしてください。
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[開発] タブが表示されていない場合は、次の操作を行って表示します。
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[ ファイル ] タブで、[ オプション] > [リボンのカスタマイズ] をクリックします。
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[開発者チェック] ボックスを選択します。
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[開発] タブの [XML] で [ソース] をクリックします。
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[XML ソース] 作業ウィンドウで、[XML の対応付け] をクリックします。
[ XML マップ ] ダイアログ ボックスが表示されます。
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削除する XML マップを選択します。
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[ 削除] をクリックし、[OK] をクリック します。
注: XML マップを削除すると、XML マップのみが削除され、XML マップが現在マップされているデータは削除されません。
補足説明
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