AutoTextList フィールド コードは、アクティブなテンプレート内の 定型句 エントリに基づいてショートカット メニューを作成します。 リストは、定型句エントリの作成時に適用されるスタイルによって異なる場合があります。
構文
文書の AutoTextList フィールド コードを表示すると、構文は次のようになります。
{ AUTOTEXTLIST "Literal text" \s ["Style name"] \t ["Tip text"] }
注: フィールド コードは、何を表示するかをフィールドに指示します。 フィールドの実行結果は、フィールド コードの評価後に文書内に表示される内容です。 フィールド コードとフィールド コードの実行結果の表示を切り替えるには、Alt キーを押しながら F9 キーを押します。
説明
"リテラル テキスト"
ユーザーがショートカット メニューを表示する前にドキュメントに表示されるテキスト。 テキストにスペースが含まれている場合は、引用符で囲みます。
"スタイル名"
リストに表示する定型句エントリのスタイルの名前。 スタイルには、 段落スタイル または 文字スタイルを指定できます。 スタイル名にスペースが含まれている場合は、引用符で囲みます。
"ヒント テキスト"
マウス ポインターがフィールドの結果の上に置いたときに ポップ ヒント に表示されるテキスト。 テキストを引用符で囲みます。
スイッチ
\s
リストに特定のスタイルに基づくエントリが含まれることを指定します。 このスイッチがないと、現在の 段落スタイル の定型句エントリが表示されます。 現在のスタイルのエントリがない場合は、すべての定型句エントリが表示されます。
\T
既定のヒントではなく、 ポップ ヒント に表示する一意のテキストを指定します。
例
Salutation スタイルが適用された定型句エントリを作成した場合は、次の AutoTextList フィールド コードを追加できます。
{ AUTOTEXTLIST "あいさつ文の一覧" \s Salutation \t "あいさつ文の選択" } には 、次の内容が表示されます。
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ドキュメント内: あいさつ文の一覧
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[ヒント: あいさつ文を選択する] で
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ショートカット メニュー: スタイルが Salutation である定型句エントリの一覧。