ワークシートの情報をフィルター処理することで、値をすばやく見つけることができます。 1 つ以上の列のデータに対してフィルター処理を行うことができます。 フィルター処理を使用すると、表示する内容だけではなく、除外する内容も指定できます。 リストから選択した内容に基づいてフィルター処理を実行したり、特定のフィルターを作成して、表示するデータを正確に絞り込んだりすることができます。
フィルター インターフェイスの [検索] ボックスを使用してフィルター処理を行うと、テキストや数値を検索できます。
データをフィルター処理すると、1 つ以上の列で値がフィルター条件を満たしていない場合は行全体が非表示になります。 数値またはテキストの値をフィルター処理したり、背景またはテキストに色の書式設定が適用されているセルに対して色でフィルター処理したりすることもできます。
方法
フィルター処理を行うデータを選択します。
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[データ] タブの [並べ替えとフィルター] グループで、[フィルター] をクリックします。
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列見出しの矢印 をクリックして、フィルターを選択できるリストを表示します。
メモ Microsoft Excel では、列のデータの種類に応じて、リストに [数値フィルター] または [テキスト フィルター] のいずれかが表示されます。
値または検索を選択してフィルター処理を行う
リストから値を選択して検索することが、最も速いフィルター処理の方法です。 フィルター処理が有効になっている列の矢印をクリックすると、その列のすべての値がリストに表示されます。
1.[検索] ボックスを使用して、検索するテキストまたは数値を入力します。
2.データ列に含まれる値を表示するには、チェック ボックスをオンまたはオフにします。
3.高度な条件を使用して、特定の条件を満たす値を検索します。
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値で選択するには、リストで [(すべて選択)] チェック ボックスをオフにします。 これにより、すべてのチェック ボックスからチェック マークが削除されます。 次に、表示する値だけを選択し、[OK] をクリックして結果を表示します。
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列のテキストを検索するには、[検索] ボックスにテキストまたは数値を入力します。 必要に応じて、アスタリスク (*) や疑問符 (?) などのワイルドカード文字を使うことができます。 Enter キーを押して結果を確認します。
条件を指定してデータをフィルター処理する
条件を指定することにより、目的に応じた正確な方法でデータを絞り込むカスタム フィルターを作成できます。 これを実行するには、フィルターを作成します。 データベース内のデータを照会したことがある場合には、使い慣れた外観です。
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リスト内の [数値フィルター] または [テキスト フィルター] のいずれかをポイントします。 さまざまな条件でフィルター処理できるメニューが表示されます。
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条件を選択し、抽出条件を選択または入力します。 条件を組み合わせる場合 (つまり、2 つ以上の条件をすべて満たす必要がある場合) は [AND] ボタン、複数の条件のうち 1 つのみを満たす必要がある場合は [OR] ボタンをクリックします。
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[OK] をクリックしてフィルターを適用すれば、目的の結果が得られます。
次のステップ
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[等しい]、[等しくない]、[次の値を含む]、[次の値より大きい]、[次の値より小さい] などの多数の組み込みのテスト条件を試すことにより、テキストや数値データに関してフィルター処理の確認を行います。 詳細については、「範囲または表のデータをフィルター処理する」を参照してください。
メモ これらの条件の一部はテキストのみに適用され、その他の条件は数値のみに適用されます。
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複数の抽出条件を使用するカスタム フィルターを作成します。 詳細については、「詳細な検索条件を指定してリストのデータを抽出する」を参照してください。
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重複しない値を抽出する、または重複する値を削除する方法について説明します。