このトピックでは、SUMIF および SUMIFS 関数で発生する #VALUE! エラーのより一般的な原因と、その解決方法をリストします。
問題:数式が閉じたブック内のセルを参照する
SUMIF/SUMIFS 関数が閉じたブック内のセルまたは範囲を参照すると、#VALUE! エラーが発生します。
注: これは、COUNTIF、COUNTIFS、COUNTBLANK などの他のいくつかの Excel 関数に関する既知の問題です。 SUMIF、COUNTIF、COUNTBLANK 関数が "#VALUE!" を返すのを参照してください。エラー 」を参照してください。
解決策: 数式に示されているブックを開き、F9 キーを押して数式を更新します。
配列数式で SUM と IF 関数を組み合わせて使用することで、この問題を回避することもできます。 詳細については、「SUMIF, COUNTIF and COUNTBLANK functions return #VALUE! error (SUMIF、COUNTIF および COUNTBLANK 関数が #VALUE! エラーを返す) 」を参照してください。
問題:条件文字列が 255 文字より長い
SUMIF/SUMIFS 関数を使用して 255 文字より長い文字列を照合しようとすると、間違った結果が返されます。
解決策: 可能であれば、文字列を短くします。 短縮できない場合は、連結関数またはアンパサンド (&) 演算子を使用して、値を複数の文字列に分割します。 次に例を示します。
=SUMIF(B2:B12,"長い文字列"&"別の長い文字列")
問題:SUMIFS で、条件範囲引数と合計対象範囲引数が一致しない。
SUMIFS の範囲引数は常に同じである必要があります。 つまり、条件範囲引数と合計対象範囲引数が同じ行数と列数を参照する必要があります。
次の例では、米国ベルビューのりんごの 1 日の総売上を返す数式を想定します。 ただし、合計対象範囲 (C2:C10) 引数は、条件範囲 (A2:A12 & B2:B12) 引数の行数と列数と一致していません。 そのため、=SUMIFS(C2:C10,A2:A12,A14,B2:B12,B14) という構文を使うと、#VALUE! エラーが発生します。
解決策: この例に従って、 sum_range を C2:C12 に変更し、数式を再試行します。
注: SUMIF ではさまざまなサイズの範囲を使用できます。
補足説明
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